朱の徒然

変形性股関節症の76歳

映画「感謝離  ずっと一緒に」尾藤イサオ・中尾ミエ

2020年11月16日 | 日記

 家に帰ると、GIが「映画どうだった?」と笑顔で聞きました。

 「はっはは、二人とも年相応の老け方だったわ」と言って、すぐに夕飯の支度をしました。今夜は、下ごしらえ済みのウナギのかば焼きと 厚揚げの生姜乗せと、きんぴらと、干し柿と大根の酢の物、そしてインスタントみそ汁。「美味しいね」と微笑み合って 食べました。

 映画の中身? むかつく内容でした!!  GIにしゃべりたくもない!

 突然、半身不随になった妻は退院したら自宅に帰りたいのに、病院からそのまま老人ホームに入れた夫。どんなに切望しても聞き入れない夫。何で?下の世話ができないから?そのくせ、ホームに泊まったりして妻に尽くそうとする夫。

 妻の絶望の表情。わかるわかる。夫は、自分では、一生懸命なんだけど、ホントは妻の事を深いところでは想っていない。その浅はかさが妻には、50年も連れ添ってきたから、わかるんだよね・・・・。むかつくバカな夫!

 夫に深い思いやりがあれば、もう一度家で過ごしたいと思う妻の願いを叶えるでしょ?自分に介護の自信がなければ、介護保険を遣ったりして、自宅介護は可能だったのでは?

 この話が、A新聞に載った実話とのことなので、尚更むかついたわ。

 何のために、樋口恵子さん(88歳)が尽力して 20年前に介護保険が出来たと思ってるの?自宅介護を他人に手助けしてもらうことを、社会的にシステム化したんだよ。

 もし私が妻の立場なら、子供達に相談して、夫が妻の自宅介護が嫌なら、夫を追い出すよ! で、一人の自宅で、おむつして介護ヘルパーのお世話になる。

 どこが感謝離 ありがとう さようなら だよー。ばかやろー! 

            他人事とは思えない 身につまされた 老人映画でした。

           

 予告編で、ドラえもん50周年記念「STAND BY ME」で、(おばあちゃん 僕は誰かを幸せにできるかな?⦆とのび太が言う、おばあちゃんとの心温まる様子に、もうウルッときて 泣く準備してたので、ホント「感謝離」は、 むかついた映画でした。

 1月に青春音楽映画「ティーン スピリット」。2月に「男と女 人生最良の日々」フランス映画を観てました。

  ああー、早くロックな映画が観たい! 尾藤イサオと中尾ミエの老人がツイストを踊る明るい映画が観たかった💛

GIは、菊作りにも凝りだしましたよ。

ブーゲンビリア、ハナニラ。

結婚は、過去と未来をつなぐタイムマシンだったってね、ドラえもん💛

コメント (4)
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