朱の徒然

変形性股関節症の76歳

一口株主として生きてきて!

2022年01月22日 | 日記

 今から17年前、2005年。私は57歳。子供達は結婚し遠くの街へ。夫は、働き盛りで海外への単身赴任。

 私も、自分の生活費位は自分で稼ぎたいなと思ってましたが、姑が人工透析療養中で、二日に1回の透析前の食事介助や洗濯が必要で、外で働くのは無理な状況でした。

 そこで考え出したのが、株の売買。

 映画「ウォール街」に憧れてましたので・・・。誰にも相談しない独断の 度胸だけで・・・。

相次ぐ統合で、今では、証券会社も より遠くに行っちゃったね。

 まず、自分の心の取り決め。

    証券会社の言うことを聞かない。(自分で判断する!責任は自分!)

    追証はしない!持ってる現金だけで、売買する。(信用取引なんて こわー)

    損斬りはしない!(プライドを持って、儲ける1口株主で生きる! )   と、決めました。 

 誰もいない一人ぼっちの孤独な暮らしの中で、一日中 新聞の株式市場を見る楽しさが生まれました。

 その頃は、まだ証券会社には担当者がいて、売買にも 成り行き、指値といったよく知らないけど、証券用語を使っての売買が面白かったね・・・・。儲かるし・・・。それで各企業への興味がより増し、東京で開かれる株主総会にも芝居を見る気分で行きましたね・・・。考えてみると、1口株主のくせに・・だったんでは?ハッハハ。楽しかったわ♥

日航の倒産!迷いながら持ち続け紙くずに・・・。唯一の大損!

 でもね、損斬りしないから,儲けを他の会社が カバーするので 平気平気。一銭も借金ないんだから・・・。

 やがて、デジタル化が急速に進み、こちらも孫が生まれ、生活の変化もあり、忙しくなり 株への興味も失せました。

 が、今も持ち残った株で、年に2回は、少しだけ配当金をもらっています・・。そんな時、数年ぶりに証券会社から電話がありました。

「TOPPANが2月からは、当社での取引が出来なくなりますよ・・・・」と・・。もう、今や 私の頭は呆けてしまって、複雑な企業の理解が出来なくなっています。面倒くさいので、ならと 初めて 自ら損斬り で売却しました!

 

 このブログは、我が子への遺書でもあります。

 母は、一生懸命 ひとりぼっちの淋しさに耐えながら、株の売買を励みにした一時期があったんだよ。今、いくつか残っている株券のことは、そのうち、証券会社へ問い合わせてね。父が勤めていた会社の株も、母が社内株として父の給与の中から毎月購入して溜めた結果なんだよ・・・。

 今や どこででも老人は置いてきぼり・・・。もう脳が働かない。仕方がないね・・。思考できない老い。

   そのうち 兄妹で話し合うんだよ。  ふふっふ、ただし、母のは、1口株主だから金額が少ないけどね・・。

ティラは、投資家BAも見ての27年だね。

 TV、新聞、雑誌で言わないけど、4月から証券業界・1部上場企業等の再編があるんじゃないの?

      企業社会の一大事なのに、オミクロンで隠れてるね・・・。いいのかな?

年末から まだ咲いてるよ。

 

 

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