実話に基づく映画「スノーデン」を観ました。(ドイツとフランスの出資)
祖父は、国防省。父は、湾岸警備隊。スノーデンは、両親の離婚により高校中退して、生活のため軍隊へ入隊。軍のベットから落ちて骨折して除隊。
独学で学んだパソコンの技術でCIA(アメリカ大統領直属の中央情報局)に入局。SNSで恋人も出来 順調な暮らし。
でも、『テロを止めるのは、爆弾ではなくコンピューター。ここが戦場』といいながら、テロだけではなく一般市民への通信傍受が平然と行われている現実についていけなくなる。で、CIAを退職し、次はNSA(アメリカ国家安全保障局)へ入局し、計10年の勤務の後、2013年 史上最大の内部告発者として、29歳で祖国米国を追われ、ロシアへ亡命。ここまでの話でした。
2014年に「シチズンフォー スノーデンの暴露」というドキュメンタリー映画が存在しますので、本作をオリバーストーン監督は、ある種の青春映画として描きたかったのでしょうか?
スノーデンが開発したプログラム『ハートビート』の暗号名が、昨年観逃した映画の題名でしたので「LA LA LAND」が来る今、私にとっての暗号のような気がしました。
もしかしたら コンピューター開発での出世欲の強いスノーデン。てんかんの発作持ちで、精神の安定が難しかったのでは?
米政府の闇と言いたいところだけど、今や国際的盗聴監視プログラムは、当たり前。
逆に、トランプ大統領のNSA担当大統領補佐官が駐米ロシア大使との電話の中身をFBI(連邦捜査局)に録音記録され失脚なんて、情報部出身のくせに・・と、あまりの愚かさに呆れた。
ちーなみに、私、60歳の時、ちょびっとNTTにパートで勤めました。回線が同じなら他社の盗聴も、当たり前ですよ。
世の中って
甘くないのよ。通信網での秘密なんて信用してない。
スノーデンが本当に義憤にかられたのなら、ロシアに亡命してどうする? 今頃は、アメリカのシステムを教え、大規模な違法プログラムを作っているのでは?じゃないと、ロシアが保護する意味はないでしょ? 浅はかで 気の毒ね。
スノーデンには、恋人はいたけど、 自分が心預けられる 家族 がいなかったのね。悩んで裏切るくらいなら、全く関係ない方向へ進むべきでしたね。
スノーデンの功績?ない。 国家的ハッカー集団なんて、世界中の人が知っている。
だからこそ、政府は、情報は隠さず、国民に見せること。他人とシステムは、疑う時代ってごく当たり前の事。
スノーデンが、用心して手話で話す場面は、印象的でした。ルービックキューブもね。
お姑様の遺された毛糸2玉で、ティラの帽子とコートを編みました。暖かいね。
2年間、場所を変えても咲き続けるシャコバサボテンに ありがとう!切り花でも、開花は長いね。