皆さん、共同井戸ってご存知?
昭和27年に狩浜に簡易水道が敷かれる前、水源というものは堀井戸あるいは湧き水でした。本浦には11か所、枝浦で1か所の共同井戸が使われていました。
共同井戸のまわりには石が敷かれ、井戸端の空間がありました。
近隣の家以外にも、鉄管を引いて遠くの家々に水を送っていたそうです。
景観調査により、井戸は海岸線から20~50m以上はなれたあたりから
平地に広くみられ、現在も散水などにりようされている所もあります。
この共同井戸は重要文化的景観における重要構成要素のひとつです。
ひっそりと佇む井戸にしばし思いをはせてください。
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