久我山駅を南へ進むと、岩通通りを過ぎた終点に玉川上水があります。
これはおよそ350年前に江戸に玉川の水を引くために
ある兄弟が武蔵野丘陵の尾根伝いに少しずつの水勾配を計算して、
設計をした水路です。
約43キロの水路は沿線に水の豊かさをもたらしました。
当然のことながら当時は機械がない中での手掘りの工事でした。
この玉川上水愛好家は上流から下流までたくさんいらっしゃいます。
しかし、残念ながら、この管理をしている東京都の水道局においては
玉川上水の史跡としての価値を守り続ける一貫した理念を感じることは出来ません。
今の時代にとっては貴重な緑の財産を守っていくのは地域住民でしかありません。
大型幹線道路が通る計画がある久我山の玉川上水のみどりを
どのようにしたら守っていけるのか、地域住民の方との話し合いの中から答えを見つけ出し、
行政へと働きかけをしていきたいと考えています。
山本あけみオフィシャルサイト・ビジョン[まちづくり]
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