標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

山梨県にある道の駅「どうし」での夕涼みを味わいに、片道4時間のドライブ。

2018-08-05 20:40:03 | 日記
先日、山梨県にある道の駅「どうし」に行ってきた。例年なら家の冷房を入れなくても、何とか過ごせる夏だが、今年は日中は暑い。昼夜冷房を必要としている。何か涼しく過ごせる方策を考えたところ、自動車の中が涼しく過ごせそうだと思い、出かけることにした。

年に数回、静岡までいく。その際、高速道路を使ったり、一般道を使ったりしていた。どのルートを使っても、山越えだ。今回は新しいルート探しということで、今まで使ったことのない国道413号線で、山中湖経由で富士宮に行くルートを設定した。今日は、全行程走るのではなく、413号線にある道の駅「どうし」を目的地に設定した。

道志地方へは、小学校のころ父に連れられて、車でマス釣りに行った思い出がある。谷あいの狭い道を通ったことと、大きな岩場で釣りをして、川に落ちるのではないかと不安の気持ちが、まるで映画のコマを切りっとったような静止画像として刻まれた記憶だ。

413号線に入る前にガソリンスタンドを探し、給油後、ナビが八王子市内を経由するルートになってしまい、大分遠回りになってしまった。413号線の「道志みち」に入り、津久井湖畔を通る辺りは、ゆったりした道だったが、やがて湖がなくなり道志川に沿った曲がりくねった細い道だった。

家を出てから4時間近く走った。道の駅「どうし」についたのは17時少し前になっていた。この道の駅は413号線と道志川に挟まれていて、道に沿った細長い構造だ。川には吊り橋もかかり、散策できるようになっている。
道の駅から南東方向数キロ先は、神奈川県だ。それも山北町で、幼いころ暮らした大井町と同じ足柄上郡に属している。故郷を思う懐かしさで道志村に親近感を覚えた。でも、千数百メートルの山を超えなければならない。

さて、道の駅「どうし」は、涼しかった。ここ数日わが家周辺は、35~37℃なので、夕方18時頃も日中の熱が路面に籠り、手でアスファルトを触ると暖かい。17時ごろは、タロ(犬)の肉球がやけどする可能性がある。しかし、「どうし」は大丈夫だった。タロを車から降ろし、道の駅周辺と川を隔てて対岸の堤の歩道を散歩した。久しぶりに夕刻の散歩を汗をかかずに散歩できた。

「どうし」を後にし、引き返すつもりだったが、遅くなりつでに、夕日の山中湖を見ながら、国道20号線を経由して帰路についた。ついでにもう一つの道の駅「富士吉田」にも立ち寄った。結果、家についたのは、22時30分過ぎになっていた。
このため、次の日もブログを休むこととなった。
そして、家の冷房に係る電気代は節約できたのだが、ガソリン代の方が高くなってしまった。
でも、ドライブ中は快適だったし、「どうし」で散歩できたので、これで良しと納得した。


道志川を隔てて望む、道の駅「どうし」の全景。


どうしエリアの案内図。


道志村の表示版。


藤棚の休憩所。


吊り橋。


道志川の湧き水。冷たく気持ちよかった。


とうふ工房かな。道の駅に隣接している。


川の対岸にあった体験農場。


道の駅の建物の軒下で親を待つツバメの双子。大分大きくなっているが?


僅かに夕焼けが残る山中湖。富士山は雲に隠れていた。


18時過ぎていたので、しまっていた道の駅「富士吉田」。次に寄った時には、吉田うどんを食べようと誓った。

コメント
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