標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

低空飛行のヘリコプターこそ、より高度な安全対策が必要だ

2018-08-10 19:43:39 | 日記
群馬県で防災ヘリが墜落した。残念ながらすでに犠牲者が出ている。一刻も早めの救助が望まれる。

墜落した機種は4月に修理したとのこと。また、墜落したころ周辺地域では厚い雲が垂れこめていたという。さらに、このヘリコプターを運営する会社は過去にも、墜落パイロットや作業員の人が死亡しているとう。様々な原因が考えられる。
墜落の原因は、今後の調査により明らかになると思われる。

また、ニュース解説で、飛行機は計器飛行を行うが、ヘリコプターは有視界飛行だと述べていた。
ヘリコプターは、災害時や救急時の切迫した人命救助に携わることが多い。それも、悪天候や森林地帯など危険な環境での活動も多い。
妻の知人のご主人で地域の消防隊員だった方が、山間部の沢での人命救助中に、バランスを崩したヘリが墜落し、亡くなられた。突然の事故によりメンバーを失った家族の悲しみは計り知れない。ご遺族にかける言葉は見つからなかった。

ヘリコプターによる救助は命がけの活動だ。パイロットの操縦捜査の安全性を高めることは言うまでもないが、少なくとも飛行機と同じような計器による安全の確保装置もヘリコプターに装備して欲しい。むしろ、山間部や荒海で、地上すれすれの空中で作業を行う訳なので、飛行機以上に安全確保のための計器が必要だ。
すでに検討されているのかもしれないが、ドローンの飛行技術や、自動車の自動ブレーキなどを活用し、安全な飛行ができるヘリコプターの登場が急務だと思う。
コメント
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