標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

落ち葉のたまった道路の清掃と落ち葉集め

2017-11-20 19:40:35 | 日記
昨日も述べたが、近隣の森や林の紅葉が盛りを迎えている。個人的だが、この時期の作業のひとつとして、落ち葉掃きがある。

家の近くの道路に落ちている落ち葉だ。清掃をしないと、雨が降った後、人や自動車の通行時に滑りやすくなり危険だ。


道路端に溜まった落ち葉。まだ少ないが、早めに取っておかないと、道路を覆ってしまう。


テミ(手箕)で落ち葉を集める。
私たちはプラスチック製のテミをゴミ捨ての塵取りとして使っている。もともとは脱穀用具でもみ殻など不要なものを吹き飛ばすために使っていた。

私の幼少時、住んでいた家の大家さんが、農業を営んでいた。その庭で大家のお婆さんが、テミをあおるようにして、中に入った穀物(小豆かな)を放り上げると、殻など軽いものが飛ばされる。これを何回か繰り返しす動作は、とてもリズミカルだったのを覚えている。やがて小豆本体がテミに残る。当時のテミは竹で編んだものだった。

さて、我々の落ち葉掃きは、20年前から始めた。当初は清掃が目的だった。清掃をしていると、近隣の方やハイカ―が通行する。これがきっかけで知り合いになる。また、ご近所の人と一緒に作業することも多く、地域の人との交流にもなる。1~2時間かかるが、ホウキを立てたまま、しばらくおしゃべりタイムを設けることもしばしば。時には、落ち葉掃きが終了後、コーヒータイムも設けることも。

したがって、時間と労力を費やす割りには、ストレスがたまらない。冬でも汗をかくが、道をきれいにした後の爽快感が忘れられない。ましてや、退職後の私にとって、運動不足を補うのに良い。

そして、始めたころは、清掃が目的であったが、数年前からは、落ち葉集めが目的の一つに加わった。毎回ではないが、集めた落ち葉は堆肥作りに使う。

今回は、妻の知人が堆肥作りのために落ち葉が大量にいるとのことであったので、集めた落ち葉をポリ袋に集めた。


テミで集めた落ち葉を袋に詰めた。


落ち葉掃きが終了した道路端。


作業が終了し暗くなって写したので映像が暗いが、清掃道具のホウキ。左は今日使った新調したばかりのホウキ。右は5~6回使用したので先が減ってしまい、掃きにくくなったもの。今年は、紅葉もきれいで落ち葉もさらに多くなりそう。いつもより清掃回数も多くなる。もう一組(妻と私とで2本)ホウキが必要になるかもしれない。


今日の落ち葉掃きの際、見ていた紅葉と黄葉。これを眺めながら落ち葉掃きができた。作業の終了後も暫く眺めていた。


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日中の雑木林でみる黄葉と紅葉と我が家のモミジ

2017-11-19 19:21:26 | 日記
昨日の長瀞とは異なり、有名なスポットではない。近くの雑木林などで見つけた黄葉と紅葉だ。


我が家から少し歩いたところ。谷を隔てた500mぐらいの小さな山の尾根の木々。


山の頂上を望む。登ったらさらにきれいだろうが、人が入らない山だ。熊が出そう(2年前はこのふもとに出た)。


林の中のモミジ。


高いところまで登ると、手前に色付いた林が連なり林の奥に見える低い丘は、秩父ミューズパークの丘。さらに奥には、両神山がそびえる。


道路の奥は下りの急斜面。その斜面の下から、そびえる黄葉した木。多分、ナラの木か。


雑木の葉もそれなりの色で味がある。


こんもりした丘の上にそびえる木々。


長瀞のライトアップでは、背景は闇だった。昼間は後ろは青い空だ。葉は太陽光を浴び、幹は黒っぽく見える。


林の中のモミジ。道路からは目の高さと同じだ。下り斜面から7、8m伸びている。

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林の中はモミジは少ない。ナラノ木はじめ、黄葉が多い。


でも、数少ない紅葉で夕日を浴びた姿はきれいだった。赤が朱色になっていた。


そして、これは我が家の庭のモミジ。ちょっぴり自慢話になるが、これが一番きれいに見える。葉が緑の時から、黄緑色になり、しだいに赤に近づく。毎日、色づいの変化が見られてよい。今が一番美しい。もう、葉が散りだしている。なお、左後ろには枝を落とした桜の幹が見える。


庭モミジのアップ画面。


我が家の高台、畑の北側にある擁壁のそばに立つ、モミジ。大きくなり畑や家に日陰ができる。夏は涼しくてよいが、作物には日照不足となっている。


紅葉ではないが、林が開けたところが、ススキの野原になっていた。今の時期は、背高泡立ち草が少なくなってきている。ということは、ススキと背高泡立ち草の勢力争いの行く末は、ススキに軍配が上がるということかな?

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ライトアップされた長瀞のもみじ見学。幻想的な世界を体感した。

2017-11-18 19:57:31 | 日記
長瀞のライトアップが始まっている。17日の夜、妻と私で行った。会場の駐車場は混んでいるかもしれないと思い、上長瀞駅の駐車場に止めた。駐車料金520円を駅出札窓口で払い、領収券をフロントの窓際に置いた。

結論を言うと、ここに止めてよかった。ライトアップのメイン会場(月の石もみじ公園)まで500m余り歩いて行った。薄暗いが歩道に誘導等が連なっていて、道案内をしてくれた。電車で来た人たちとすれ違う。暗いのでお互いに顔はよくわからない。幼少時に体験した夜祭に行く道すがらを思い出した。当時は街灯がなく、めいめいが懐中電灯を持っていた。車でいきなり会場まで行くより、暗闇を歩くという時間が、趣が増幅した。


幹は黒く、ライトに照らされたモミジなどが黒い空を背景に映えていた。

それでは、しばし闇と色付いたモミジとの饗宴をご覧いただこう!




11月30日まで紅葉まつりをやっている。



























帰りは会場を背にして、足元を照らす誘導灯に沿って歩いた。行きに気付かなかった、荒川の流れる音が、暗闇の先から聞こえた。ライン下りの船が流される画面が思い浮かんだ。

ご覧いただいていかがでしたか?残念ながら、写真に収めた画像なのでどうしても雰囲気が伝えられません。時間があれば実物のライトアップされたモミジをご覧ください。

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また出た、ざる法「受動喫煙防止の改正案」。都内9割近くの飲食店で喫煙可能に?

2017-11-17 19:26:20 | 日記
昨日、本日のテレビ、新聞で受動喫煙防止の改正案の新たな検討に入ったというニュースが流れた。厚労省は、30平方メートル以下の飲食店に限って喫煙を認める方針だった。しかし、自民党の反発を受けて方針を転換し、店舗面積が150平方メートル以下の飲食店でも喫煙を認める新たな案の検討に入った。テレビ朝日によると
東京都内ならば9割近くの飲食店で喫煙が可能になる見込みとのこと。



受動喫煙にかかる法律条文は「健康増進法」の25条に規定されている。多数の者が利用する施設の管理者に対し、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるよう求めているが、努力規定で罰則はない。規制強化に向けた改正案だったはずだ。そもそも健康増進法の趣旨は、「国民は…生涯にわたって…健康の増進に努めなければならない」とされている。

しかし、今回の改正案は、まさに、ざる法で「改正した」というアリバイ作りに過ぎない。残念ながら内容が伴わず、「国民の健康」が、ざるの網目から抜け出てしまう。国民を無視したものだ。飲食店の経営に損害を与えかねないというのが、厳しい規制に反対する理由だ。

原発稼働とおなじで、リスクがあると分かっていて、容認するということだ。

実は私も学生時代後半から、就職した数年間は喫煙していた。当時は殆ど受動喫煙のことは考慮がなかった時代だった。喫茶店といえば、一服しながらコーヒーを飲むというのが当たり前の時代だった。しかし、ある時、職場の同僚がケガで入院した際、胸部レントゲンを撮った。彼はヘビースモーカーだった。撮影画像は、他の病気ではなかったが、喫煙の影響で肺の中が濁っていたそうだ。「多分の肺の中は真っ黒だ」と医師に言われたとのこと。

その話が職場で話題になり、皆で禁煙活動を行うことにした。その後、少なくとも別な先輩と私の二人は、今に至るまでの禁煙に成功した。指摘された彼は一時は禁煙パイポを加えてたが、その後、禁煙できたかどうかわからない。

タバコはそもそもニコチン依存といわれている。また、ニコチン以外にも発がんを促す多種の成分がその煙の中に含まれているとのこと。

コーヒーも嗜癖性があるが、健康への影響は自分自身だけだ。しかし、喫煙は自分以外の多くの人に害を及ぼす。今後改正案が国会に提出されるだろうが、「国民の健康増進」を最重点に審議をして欲しい。
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秩父銘仙館の見学(注目を集める大正ロマン)

2017-11-16 16:38:44 | 日記
11月14日NHKBSプレミアムの「イッピン」で「心ときめく オシャレ着物~埼玉 秩父銘仙~」を放映していた。

番組は、
埼玉県の絹織物「秩父銘仙」は、大正から昭和のはじめにかけて、女性たちの間で爆発的にヒットしたイッピンという。今、再び注目されている。伝統の着物はもちろん、現代ファッションに合うハイセンスなストールやバッグまで、その美しい模様は、モダンでありながら、どこか懐かしいと人気。そこには、裏表に全く同じ模様を染め出す独特の技法が隠されている。着物大好きという女優の野村佑香が驚きの職人技をリサーチした。

秩父銘仙館は、秩父織物などの歴史上貴重な資料の展示を行っている。また、伝統的な技術を伝承するために、3年間の講座も行っている。

思い付きだったが、秩父銘仙館の見学を行った。妻は一度訪れたことがあるが、私は初めてだった。建物も昭和の建物だが、柔らかな絹の味わいと共に大正ロマンの雰囲気を彷彿させるものだった。

半日かけて見学したが、とても時間が足りない。銘仙ができるまでの工程をつぶさに知るには1日かかると思う。

今日は、これから会議に出席するので、内容についてのコメントの時間がありません。。説明はチャンスがあれば、今後に行うことにしますので、悪しからず。

写真撮影の許可を得たので、いくつかの写真の紹介をします。


建物外観の一部


「ちちぶ銘仙館」の案内


降り体験できる


土屋太鳳さんの来た銘仙織りの着物


売店にあったネクタイ

なお、11月16日から19日まで、中野モノモノ(JR中野駅南口下車3分)で、「秩父銘仙展」を行っていますので、参考のために。

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