標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

最近のわが家のレシピ:毎日欠かさず食す納豆の牛乳和え

2018-08-26 21:09:39 | 日記
わが家では、ほぼ毎日、納豆に牛乳を入れて食べている。朝食のおかずとして食べたり、夕食に添えたりしている。朝夕どちらか1回がほとんどだが、時に賞味期限切れになりそうなときには朝夕2回食べることがある。



納豆を毎日食すようになったいわれは次のとおりである。
ある時、妻が納豆を夜食べると良いという話題を持ち出した。納豆菌に含まれるポリアミンには、臓器の老化や炎症を抑える作用がある。究極の「アンチエイジング食」でもあるという。納豆に含まれるナットウキナーゼは血栓を溶かす働きがあるとのこと。血栓を防ぐためには夕食に食べると良いということも知った(後に知ったが、必ずしも夕食に限るということではないそうだ)。
その後、夕食に納豆が載るようになった。

私は納豆は好きなので、朝であろうが夕であろうが抵抗なく食べることができる。しかし、妻は納豆は好きでない。食前に妻のトレイに載っていた納豆が残っている時がある。時には、トレイから外れていることがあり、「もう、お腹がいっぱい」と言って、冷蔵庫に戻ってしまうこともある。

妻は高知県出身なので、食事として納豆を食べた経験がなかった。故郷では納豆と言えば、甘納豆であった。関東に出てきてしばらくは、納豆が喉を通らなかったという。やがて、次第に慣らされて人前では、何とか食べられるようになってきた。

しかし、嫌いな食物には違いない。好きになれないという。

以前、朝のワイドショーの中で納豆の効用と食べ方についてのコーナーがあった。その中でマヨネーズと一緒に食べるというのがあった。早速試してみたところ、納豆だけで食べるよりは口当たりがよく、納豆臭さが軽減される。私はその後しばらくマヨネーズ和えの納豆を食べていたが、やがて飽きてしまった。納豆についているタレとからしを入れて混ぜるオーソドックスな食べ方に戻っていた。

私は卵と和えて食べるのが一番好きだが、いつも卵があるとは限らない。
ふとした拍子から、もしかしたらこれもいけるのではないかと思った。
「牛乳」だ。納豆の臭さはなくなり、粘りも少なくなる。スルッと口の中に入り、唇にネバネバが残りにくい。それから現在に至るまで、私は牛乳和えの納豆を食べている。時には、ご飯にもかけて食べている。茶漬け風にサラサラと食べられる。

妻にも牛乳和えを勧めたが、「牛乳?」と言いそうな表情で応じ、長いこと実行しなかった。
その後も妻は残すことが多かったので、「だまされたと思い、牛乳をかけてみたら」と勧めたところ、「うん」と半分納得した様子だった。つい最近の出来事である。今は妻も私も牛乳和えの納豆を食べている。
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文書の締切りが迫っています。ブログ休みです。

2018-08-25 21:15:30 | 日記
今月末まで、作成しなければならない文書があり、まだ、一部未完成。今日のブログは休みます。
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風雨に耐えた、カボチャとテッセン

2018-08-24 20:06:01 | 日記
関東地方も昨夜は台風20号の影響で風雨が激しかった。今朝は木の枝や木の葉が道路に散らばっていた。
この状況下でわが家の庭で風雨にも負けずに頑張った。家は被害がなかったのは幸いだ。

15年前、大雨の影響で、隣地の北西側の下り斜面が崩れ、その影響でわが家の北西角の地盤沈下が起きた。水道管や下水管が損傷してしまった。
その対策のため、北西の一角を地山まで2~3m掘り、H鋼を打ち込み鉄筋コンクリートで固め、周囲にL字の擁壁を設置した。しかし、固めた上に土盛りをしたので、土が固めるまで沈下が生じた。地震や大雨のたびに何らかの被害があり、水道管や下水管の補修を何回か行っている。また、その度にミルクセメントを流したり、砂を入れたり、対策が必要だった。

台風や大雨のたびに心配である。したがって、被害がないとホッとする。

先日紹介したネットにつるされたカボチャがだいぶ大きくなってきて、直径5cmほどに膨らんできた。昨夜、何か支えをした方がよいかと検討したが、蔓が網に絡まっているので大丈夫かなと思い、そのままで様子を見た。


大丈夫だった。暗くなって写したものだが、カボチャらしくちゃんと筋が入っている。昨夜の雨でさらに膨らんでくるだろう。

もう一つ雨風のときに気になる草花がある。テッセンだ。玄関前のアーチにバラなどの木に絡まり伸びている。テッセンの茎は細く衝撃に弱く切れやすいので心配だった。以前、バラが巻き付いたアーチが雪によって倒れたことがあった。現在のアーチは2代目だ。以前のものより丈夫な骨組みで仕立てた。その後は倒れていない。そのため、バラや無名のツタとテッセンが絡まっている。


テッセンも全く被害を被らず、一輪の花が残っていた。
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夢が現実的になりつつある宇宙エレベーター。「子孫は楽しめる」のが私の新たな夢。

2018-08-23 20:07:55 | 日記
今日は早朝から用事があり、大分早起きしていた。時間をつぶそうとテレビを見ていたら、「宇宙エレベーター」について報道していた。日本で9月に世界発となる宇宙空間での稼働実験を行う予定とのこと。

宇宙エレベーターの構造、仕組みなどについてはケーブルの材質はもとより、重力、遠心力、動力、気象状況、静止軌道など多くの科学的分野の知識が必要だ。とても私が論ずることはできないが、「宇宙エレベーター」が実現できそうという語りが、私の幼心の夢を彷彿させた。

童話「ジャックと豆の木」が好きだった。ジャックと巨人が登場するが、その関わりや結末がどうであったかというより、豆の木が空高く伸びていく、天に登れるというところが好きだった。ロケットに乗り宇宙に行くのではなく、自身で豆の巨木を登って宇宙に行くことができるというのが、子供なりに親しみ、現実味を感じたのだと思う。

その後、私が大人になるに従い、現実には、人工衛星の打ち上げ成功、有人飛行、月面着陸、惑星探査など続々とロケットによる宇宙開発が進展した。

ところが、近年、にわかに宇宙エレベーターによる、宇宙旅行や物資輸送の実現が現実味を帯びてきた。何よりもケーブルの材料の耐久性が、宇宙エレベーターに係る重力等に耐えられるということになったからだという。そして、ロケットよりコストが安いそうだ。

地球からケーブルを伸ばして建設するのではなく、宇宙の静止衛星から地球に向かってケーブルを伸ばしていく。また、バランスを取るために上にも伸ばすそうだ。不思議な構造になりそうだが、基本はケーブルに沿って籠つまり昇降機が上下するのだ。リニアモーターの動力が使える仕組みができれば、高速で往復可能とのこと。

まだ、実現には課題も多いが、2050年にある程度の実用を目指し開発していくとのこと。ニュースの解説者(50代?)は、私たちの利用はできそうにもないと語っていた。しかし、応対する20~30歳代とおもわれる女性アナウンサーは、私の眼には苦笑いしてるように思えた。女性アナウンサーは、宇宙エレベーターは体験できるのではないかと密かにフォローした。そして、私は間違いなく、宇宙エレベーターに乗るまでもなく天国に行っているのだろうと思った

「早起きは3文の得」どころか、全く失っていた子供心を思い出し、あたかもジャックが私のように思っていた幼少時の夢に触れることができた。ささやかで、かつ、大げさだがお金には代えられないひと時の心地よさを味わった。
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目先の事柄や成果に注目しがちな今の日本。もっと将来を見通した社会づくりを!

2018-08-22 21:36:37 | 日記
一昨日、NHKのニュースウオッチ9で危機的な科学技術力のちょう落に関することに触れていた。
NHKはたびたび同様の話題を流している。この日は、予算や研究施設の数などにおいて、中国に比べだいぶちょう落しているとのこと。かつては「科学技術立国」として戦後の日本の発展を世界に示してきた。しかし、研究に対する予算の削減、そして、優秀な人材が、中国に流れている。中国では十分研究に集中できるという。

今の日本は、すぐに成果が上がる事に注目しがちだ。そうではなく、もっと広がりを持った研究をしてほしい。一見無駄に見えることに対しても、もっと、人員・予算・研究の機会を与えるべき。科学技術発展に対して危機的な状態だ。将来の発展をそぐような対応でなく、地味な研究を大切にすべきだという内容のコメントもあった。

このような、目先の事柄に注目が行き、その対応にとらわれるという傾向は、今の日本の生活、経済、政治等多くの分野で見られる現象ではないかと思う。

例えば、あと2年後に迫った東京オリンピックへの対応。今年の酷暑の夏を経験している最中に、突然、サマータイムを設けたらどうかという発言が飛び出した。そもそも、もともと蒸し暑い夏に設定したところに課題がある。一説には大国のニーズに合わせたためという。しかし、今更設定時期の問題には戻れない。それでサマータイムという案が出てきたのだろう。しかし、これには反論の方が多い。日本の気候・風土にはサマータイムはそぐわない。現在サマータイムを行っている国でも、生活や体調に支障をきたすという問題点も指摘されている。

将来、弊害をきたすサマータイムにしなくても、例えば試合開始時間を1~2時間繰り上げるか繰り下げるなど、工夫すれば対応できるのではないか。

エジソンの「失敗は成功の母」という格言がある。失敗とは異なるが、科学技術の発展のためには、"ゆとり"が必要だろう。財源だけでなく、時間、人材の養成などあらゆる事においてゆとりを持った社会づくりが望まれる。
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