仁徳陵に続いて、正面の大仙公園内にある堺博物館を見学しました。さすがの堺ですから、常設展示は古代だけでなく、中世以降の展示も充実しています。あと、館内には百舌鳥古墳群シアターがあり、約200インチの巨大スクリーンで10分強の映像が見れます。まあ、特に感動するというほどでもありませんでした。。。また別に、360°VR疑似体験ツアーなるものもあるようです。仁徳陵は、江戸時代から墳丘の様子が確認 . . . 本文を読む
だいぶ前、春のいい天気の日に、百舌鳥古墳群を歩いて廻りました。その時の写真を中心に、2回に分けて記事にさせていただきます。古市古墳群と共に、世界文化遺産の国内推薦が決定し俄然注目が集まっているのが古代史ファンにはうれしいところ。ただ、午後から堺博物館見学も含めて散策したので、古墳巡りとしては、大山古墳、いたすけ古墳、そして御廟山古墳だけです。。。まずは、南海高野線、堺東駅から徒歩で堺市役所へ。この . . . 本文を読む
先にアップさせていただいた、大阪府茨木市に鎮座する太田茶臼山古墳についての記事では、最近の考古学、古代史研究の中で論じられている話を、掴んでる範囲でまとめてみました。今回は、この古墳の"近辺"に存在する東出雲王国伝承等をつなぎ合わせる事で、個人的におぼろげながら思い立った被葬者像について感じている事を記載してみたいと思います。知ってる事を集めてみました、という感じです。なお、残念な . . . 本文を読む
今回は、茨木市太田にある、宮内庁指定の継体天皇陵の方です。淀川右岸で最も大きく、全国でも21位の規模になります。墳丘や周濠の形状は古市古墳群の誉田御廟山古墳、墓山古墳などと類似するとされ、三島地方で唯一、陪冢を持つ古墳で、被葬者の権力の大きさを物語るとされています。発掘された円筒埴輪の破片から、外面調整のヨコハケ柄がBb種からBc種であり、ここから5世紀中葉の古墳であり、継体天皇の . . . 本文を読む