摂津三島からの古代史探訪

邪馬台国の時代など古代史の重要地である高槻市から、諸説と伝承を頼りに史跡を巡り、歴史を学んでいます

太宰府天満宮(太宰府市宰府)~学問の神様になった土師氏子孫の菅原道真公~

2020年02月22日 | 九州
  「学問・至誠・厄除けの神様」として誰もが知っている、菅原道真公をお祀りする太宰府天満宮です。神社によると、全国に約12000社は有るとされる天満宮の、総本宮です。摂津三島では、上宮天満宮(高槻市)や蹉跎(さだ)天満宮(枚方市)があります。参拝した日はあいにくの雨でしたが、さすが著名なパワースポットとあって、なかなかの賑わいでした。バスで少し行けば、大宰府跡や、あの坂本八幡宮もあり、 . . . 本文を読む

筑前國一之宮 住吉神社(福岡市博多区)- 最初の住吉神社と、住吉三神が生まれた”筑紫日向”の謎 -

2020年01月11日 | 九州
JR博多駅からおよそ20分程歩くとたどり着く、主要都市のど真 ん中に堂々たる敷地を確保する、真に由緒ある神社です。”住吉” といえば、大阪人にとっては”すみよっさん”として親しまれる住 吉大社が真っ先に思い浮かびますが、ご祭神の底筒男神、中筒男 神、表筒男神の住吉三神は、元々は北九州の神様で、この地域に は多くの歴史ある住吉神社が鎮座してい . . . 本文を読む

宗像大社2 沖津宮遥拝所、中津宮(宗像市大島)~沖ノ島祭祀変遷の近年の検討と、伝承の語る宗像~

2019年11月16日 | 九州
11:15に神湊湊を出発して20分程で、フェリーは大島港渡船ターミナルに着きます。そこから、まず沖津宮遥拝所に向かう為、11:50発の観光バス「グランシマール」に乗りました。これは、ターミナル駅と砲台跡の間を30分程度で往復する、小さなマイクロバスです。出発して10分弱で遥拝所前に到着します。ですが、その後10分程度したら戻ってくるバスに乗らないと、1時間前後はそこにいないといけなくなります。当日 . . . 本文を読む

宗像大社1 辺津宮(宗像市田島)~天孫を助け奉った、鎮護国家の宗像三女神~

2019年11月02日 | 九州
宇佐神宮と共に是非とも参拝したかった、摂社、末社も含めて全国に数千もの分社が有るともされる、大元の宗像(むなかた)大社です。そして、2017年に世界文化遺産に登録された”「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群”の中核史跡です。以前には、米子市の宗形神社、そして桜井市の宗像神社を取り上げています。宗像大社というと、一般にはこの玄海町田島のココの社と理解されますが、正式には宗像三 . . . 本文を読む

宇佐神宮(宇佐八幡)3:下宮、呉橋 ~ 亀山古墳説と宇佐家古伝が語った古代史

2019年10月26日 | 九州
★神仏習合や、奥宮の比売大神については、”1”で記載しました★二之御殿の埋葬者やご祭神については、”2”で記載しました   【宇佐家古伝が語る亀山墳墓説】 「古伝が語る古代史」で宇佐公康氏は、下宮は”亀山墳墓の前方部と後円部のくびれた部分の南側に当たる箇所に、現在宇佐神宮下宮が鎮座している”と書かれています。亀 . . . 本文を読む