当社の北に拠点(宗我坐宗我都比古神社)を持つという蘇我氏よりもはるかに古くから古代王権に関わっていそうな斎部(忌部)氏ゆかりの神社ですが、今は、境内の雰囲気は良いものの、相当にこじんまりとした神社でした。斎部氏というと奈良時代以降勢いが衰えていったようですが、なんとなくその歴史が思い出されました。そんな古い斎部氏の神社がこの地に有るのには興味深い「玉」にちなむ経緯があるらしく、参拝 . . . 本文を読む
最初、漢字名を見ただけでは読み方も意味も分からなかったですが、吹田インターチェンジ横に有る八丁池とご縁があるらしく、その八丁池が現在も茨木市の飛び地になっているのは当社の為なのだろうか、と想像してしまうくらいのご由緒を感じさせる水の神様です。現在は本当に狭い道を経て辿り着くような住宅街にある地域の神社風ですが、堂々の「延喜式」式内社です。
・移築された常楽寺の門が . . . 本文を読む
学校で誰もが習った「大化の改新」(近年は襲撃を分けて「乙巳の変」)の密談の場だったり、秋ともなると3000本のカエデの紅葉に十三重塔等の社殿が包まれる絶景で有名な神社です。また現在では、境内社・東殿がご祭神・鏡王女(藤原鎌足の妻とされる万葉歌人)にちなんで「恋神社」と呼ばれ、縁結びの神様として女性の信仰を集めてきたことが、特にPRされるようです。灯篭も含めると国重要文化財が15もあ . . . 本文を読む
大阪でエビス神社といえば、とのかくこの神社。お正月の三が日が過ぎて間もなく行われる「十日戎」が大阪の風物詩となっていて、゛商売繁盛、笹持って来い゛の有名な掛け声と共に商売繁盛の神様゛えべっさん゛として親しまれています。そのお祭りの時は通常は大混雑するので、コロナ禍が続いた今年は諸々の特別対応(後述)をして斎行されたようです。今回は通常の日に参拝させていただき、意外にこじんまりした境 . . . 本文を読む