摂津三島からの古代史探訪

邪馬台国の時代など古代史の重要地である高槻市から、諸説と伝承を頼りに史跡を巡り、歴史を学んでいます

摂津国一之宮 坐摩神社(いかすりじんじゃ:大阪市中央区)~難波・河内王朝の聖地となった”ざまさん”と天日矛命の難波来訪伝承

2019年11月23日 | 大阪・南摂津・和泉・河内
(2023.5.4写真一部更新) 住吉大社と並ぶ摂津国一之宮で、御堂筋からすぐの都会のど真ん中に鎮座します。境内には大阪府神社庁の立派なビルが併設し社務所も兼ねています。神殿は近代的なコンクリート造です。今は”ざまさん”と呼ばれる事が多いようですが、神社のご由緒にもあるとおり”いかすり”が正式な読み方です。   【ご祭神】 ご祭神は . . . 本文を読む

宗像大社2 沖津宮遥拝所、中津宮(宗像市大島)~沖ノ島祭祀変遷の近年の検討と、伝承の語る宗像~

2019年11月16日 | 九州
11:15に神湊湊を出発して20分程で、フェリーは大島港渡船ターミナルに着きます。そこから、まず沖津宮遥拝所に向かう為、11:50発の観光バス「グランシマール」に乗りました。これは、ターミナル駅と砲台跡の間を30分程度で往復する、小さなマイクロバスです。出発して10分弱で遥拝所前に到着します。ですが、その後10分程度したら戻ってくるバスに乗らないと、1時間前後はそこにいないといけなくなります。当日 . . . 本文を読む

宗像大社1 辺津宮(宗像市田島)~天孫を助け奉った、鎮護国家の宗像三女神~

2019年11月02日 | 九州
宇佐神宮と共に是非とも参拝したかった、摂社、末社も含めて全国に数千もの分社が有るともされる、大元の宗像(むなかた)大社です。そして、2017年に世界文化遺産に登録された”「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群”の中核史跡です。以前には、米子市の宗形神社、そして桜井市の宗像神社を取り上げています。宗像大社というと、一般にはこの玄海町田島のココの社と理解されますが、正式には宗像三 . . . 本文を読む