宇陀水分神社を自称する三社 ~宇陀水分神社中社(国宝の本殿を持つ)、当社、そして惣社水分神社~ のなかで、芳野川の最も下流に位置する神社です。古市場の宇陀水分神社中社の社記によると、当社は「田山の下の宮」とか「下の水分宮」とも称されていたようです。宇陀水分三社の中では、最も境内のスケールが大きく、高木がそびえる参道を歩くととても神々しい気持ちになりました。また、なかなかしっかりした . . . 本文を読む
日本書紀推古天皇十九年に、菟田野に薬狩(鹿の若角をとり薬用にする)に出かけた話がありますが、その際に天皇が身を清めたとされる薬の井が今も枯れることなく湧き続ける名水で知られる宇陀水分神社です。この「延喜式」式内社を自称する神社は、実際は当社と榛原下井足の「宇陀水分神社下社(下宮)」、そして菟田野上芳野の「惣社水分神社(宇陀水分神社上社)」の三社が有りますが、確定的な資料はないものの . . . 本文を読む
龍王宮から湧き出る「波動水」が、「名水・やまとの水」に認定されるほどの清水という事も相まって、記紀に載るこの地の御由緒から病気平癒のご神徳を求めて多くの人々が訪れると言われる神社です。昨年秋にお参りした際も、参拝の方がちらほらお見えになっていました。神社の丁度向かい正面方向が、秋から冬に幻想的な雲海が見れる事で有名な鳥見山と鳥見山公園にあたり、所々紅葉で色づいている山の姿には季節感 . . . 本文を読む