今回はV-ONE R4用のFTTフロントワンウェイのメンテナンスです。
前回、硬いシリコンオイルで張り付いてしまったインナーなのですが、
ドライヤーで温めてから、ゆっくり手で外す事が出来ました。
(;´∀`)
ダメカトオモッタヨ。
その後、組み立て前の清掃をしていたのですが、
Oリングが切れてました。
(;´Д`)
ヤッチャッタヨー。
しかも2個。
このOリングは結構細くて柔らかいので、簡単に切れてしまいます。
どうやら硬いシリコンオイルを使って内部パーツを入れると、オイルと一緒にOリングが出てきてしまう様です。
この時点で気が付けばバラしてやり直すことができるのですが、気が付かないとデフカップで切ってしまいます。
急遽、FTTワンウェイ用メンテナンスキットを準備しました。
使うのはOリングだけなのですが、定価が800円と高いので悩むところです。
しかし、このままではまたOリングを切ってしまうのは簡単に予想できるので対策が必要となります。
何か手立てはないかと探していたら、ちょうど良い物がありました。
アルミパイプです。
ホームセンターで販売をしている外径5ミリのアルミパイプです。
これを適当にカットしてOリングが引っかからない様に面取りしたものです。
デフカップにパイプをセットしてOリングをセットします。
カップの溝にOリングををセットしてから、アルミパイプをカップの内側に2ミリ程出した状態で保持します。
カップ内部と内部パーツにシリコンオイルを塗布し、内部パーツを入れます。
この時、アルミパイプが抜けない様に保持しておきます。
このアルミパイプはケースの蓋側を取り付ける時に取り外します。
何度か試してみたのですが、この方法ならOリングがズレてやり直す事がありませんでした。
FTTワンウェイのOリングが頻繁に切れる様でしたら、試してみてください。
次回は、FTTワンウェイのシリコンオイルを段階的に柔らかくしていきます。
つづく。