前回、TA08とTT-02のシャーシを比較してみました。
TA08のシャーシは細く、そしてかなり柔らかい物になっています。
このTA08のシャーシの特性を活かしたセッティングと操縦を行うと、かなり速く走る事ができます。
TT-02のシャーシはと言うと、オフロードマシンのTT-02Bと共通のシャーシの為、丈夫で捩じれが出ないくらい硬く出来ています。
TT-02のシャーシを「オンロード専用」と割り切って、TA08のシャーシと同じ様な特性を出していきたいと思います。
先ずはTA08のシャーシの寸法を取り、TT-02のシャーシに反映していきます。
カットラインにマスキングテープを貼り付け、正確な寸法を出していきます。
カットの方法ですが、カットラインの両端にドリルで穴を開けて、ラインに合わせて定規などの当て板を両面テープで固定します。
「Pカッター」を使って当て板に沿って溝を切っていきます。
Pカッターで作った溝が深くなったら「精密ノコ」でカットしていきます。
この方法だと、カットライン1本当たり3~5分で切る事ができます。
カット出来ました。
(*´∀`)
コンナカンジデス。
TA08に似せてカットしたので、通称「08カット」としておきます。
作業時間は、シャーシの寸法出しなどで時間がかかってしまったので、約1時間位です。
寸法が分かってしまえば、1枚の加工が30~40分位だと思います。
元のシャーシとの比較しても、かなり細くなっています。
カット後のシャーシの感じですが、捩じれはTA08よりも硬いのですが、十分に捩じれが出ています。
ピッチング方向の「たわみ」については、多少はあるものの十分な剛性になっています。
メカの保護の為にサーボの前側の部分のシャーシの一部は残しています。
カット量については、大まかなところで26グラムです。
切りくずや細かいカット部分を合わせると約27グラムだと思います。
予想以上に軽くなりました。
次回はメカを搭載していきます。
(*´∀`)
スコシオマチクダサイ。