梅林をなんのあてもなく彷徨う1人と1匹。
よくみないとわからないけれど、相撲のモチーフ。
密を避ける必要もないくらい
以前は芝桜が咲いていた広場は再整備されたよう。
7月にあんなに降り続いたのに
パンパースグラスが風に揺れている。
のんびり歩いても1時間ちょっと。
なんてことはない、放置しすぎたので、書いてみようかなと思っただけ。
今朝、通勤の途中で、
三島駅新幹線のチケット売り場を横切ったのだけれど、
その時視線の端に、
何か呪文のように唱えているおじさんの姿。
よく見ると、かなりご高齢なユニフォーム姿の駅員さん。
もしかしたら正社員さんではないかもしれない、おじさん。
胸の高さくらいのところで律儀に両手で小さな冊子をもち
それを一生懸命音読しているようで。
後ろを通り過ぎるときに聞こえてきたのは、
ぶつぶつと繰り返す英語のフレーズ。
外国のお客様の利用も増えてきていた三島駅。
勤務する以上はちょっとした英語でのコミュニケーションが必要だったので
会社から支給されたのか、もしくはご自分で作ったのか、
駅で必要な簡単英会話のリストを用意しているのでしょう。
Covid-19の影響で利用客がぐっと減り、
ましてや外国のお客様など、ほとんど姿を見かけないここ数ヶ月の三島駅。
それでも漫然と朝の勤務時間を過ごすのではなく、
時間ができたらさっと冊子をとり出して
自分でスキルアップの努力をしているのかなと。
その姿に、
己も死ぬまで貪欲に学び続けなくてはいけないなと心を新たに。
とりわけ語学というのは、
一朝一夕でどうにかなるものではなく、
たとえ使う機会がなかったとしても
日々ブラッシュアップしていかなくちゃいけないものなんだから。
とは言いつつも、
私のイタリア語力は日に日に劣化していっている。
もともと、イタリア語で自分が理解したものを
誰かに日本語で伝えることがとても苦手で
あぁ、同時通訳は絶対できないと思って諦めているけれど、
歳を重ねて、イタリアを離れて
ますます日本語への置き換え作業が苦手になっている。
努力が足りないってことに尽きるわけですが。
相手のあるコミュニケーションの中では
想定外の展開にもなるし、
決まり文句じゃ凌げない場面のほうが圧倒的に多いので、
語学って使えるフレーズを丸暗記しただけじゃ意味がないという方も
たくさんいらっしゃいますが、
なにもしないよりはずっといいわけで。
そういう、誰かのために何とかしたいという気持ちこそが、
実は語学の域を超えて、
相手に伝える原動力になったりするわけで。
伝えたいことがあること、
伝えようという気持ちがあること。
文法よりも語彙数よりも、それがとても大切だと私は思っている。
だから、
駅員さんの今朝の努力が報われる日が来ようが来るまいが
その時間は決して無駄になることはないよね。
最近身の回りでいろいろな変化があって、
それは自分で引き起こしたものだったり、
どこかからもたらされたものだったり
様々ではあるけれど、大きな変化もあって。
なんとなく心と体が落ち着かない日々が一か月ほど続いていて
久しぶりに昨夜夢を見た。
というか見た夢をちゃんと朝まで覚えていた。
100万円をリュックに入れて
何かを買いに行く旅に出かけた私。
(何を買うつもりだったのかを思い出せないが)
古びた木造の宿で寝て起きたら
なぜか部屋の真ん中にマグマの穴がぽっかり空いていて
よせばいいのに、不用意にのぞき込んだら
100万円をマグマの中に落としちゃって
さぁ飛びこむかどうするか。
と悩んでいるところで目が覚めた。
大金を落とす夢は逆夢だといわれるし、
基本的にどんな占いも佳いことしか信じない得な性格なので、
この夢も、前途の明るい夢だって信じていたら、
たまたま見かけたイタリアの星座占いでこう出てた。
Grandi cambiamenti nel vostro settore professionale entro l\'anno: cercate di stare al passo.
今の仕事に不満があるわけじゃないけれど、
もっとやりたいこともあると思っているので、
仕事の面で何か大きな変化があるのなら、きっとそれだ。
だからちゃんと、迎え入れる心づもりをしなくちゃいけないってことだね。