ケッパーのことです。
辞書で調べると
「フウチョウボク属の低木のつぼみの酢漬け」。
地中海地方では
古くから食用とされているいわゆる香辛料。
もちろんイタリアでは今でも非常に好んで料理に使います。
肥沃でない土地でも育つので
ごつごつした岩場にごっそり生えていたりします。
一説では40年から100年も自然の状態での降水が
たまにあれば灌漑設備も必要ないのだとか。
イタリアで地力のない土地といえばサルデーニャ。
そのサルデーニャでは
1850年頃から食用栽培が行われています。
そして、最近では時勢に合わせて
有機栽培とか品質証明つきとか
色々タイプが増えてきています。
日本に帰るときにお土産にすると
イタリア料理好きな人には結構喜ばれるケッパー。
私は個人的に塩漬けタイプが好き。
そして前菜用の足つきのケッパーも好き。
最近食べてないなぁ…。
ケッパーは5月に一斉に花を咲かせて
徐々に収穫が始まって
8月には収穫も終了。
ケッパーって2・3日に一回収穫できるんだって。
というのも個木が平均して
24時間のサイクルで実をつけるんだそうで。
知らなかったな。