2019年9月にフィレンツェを後にしたとき
COVID-19猶予期間をフルに使っても期限切れになってしまうエールフランスのマイルを消化して往路はKLMでアムステルダム経由。
その次の春には再び戻るエアチケットを持っていた。
COVID-19の感染拡大の影響で、
ぎりぎりまでチケットの期限を延長したのも束の間、
Alitaliaの消滅で、チケットそのものが消えてなくなる可能性が出てしまったので、
最終的に泣く泣くキャンセル&返金処理をした。
改めて仕切り直して
ようやく4年ぶりに第2の故郷へ。
COVID-19猶予期間をフルに使っても期限切れになってしまうエールフランスのマイルを消化して往路はKLMでアムステルダム経由。
ウクライナ問題の影響でロシア上空の飛行が制限されているので、
成田を経って日本の東海岸に沿って太平洋を北上してベーリング海峡を越えてヨーロッパへ。
飛び立って間もなく、雨雲を抜けたら虹がかかって、先行き良し。
約14時間のフライト中、映画を見ればいいと思っていたけれど、
期待していたラインナップはなく、ちょっとがっかり。
それでも4本の映画を見て
合間にうたた寝して時間をやり過ごす。
アムステルダムに近づくと、洋上風力発電の施設がよく見えて、
水辺ぎりぎりまで緑に溢れる様子が
あぁオランダっぽいなぁって思う。
海が穏やかだから叶うことなのかもしれないけれど、
日本でも洋上風力発電もっと増えたらいいのに。
おそらく25年ぶりとか、記憶にないくらい昔に利用したスキポール空港は
まるで初めて訪れるような新鮮さ。
本当は空港内の美術館で絵画鑑賞とか
マクドナルドでオランダのコロッケバーガーを食べてみるとか
いろいろやろうと思っていたのに
すっかりすべて忘れて乗り継ぎ手続きをしてしまった。
結果的にはセキュリティでほどよい時間がかかったので、そんなに空港内を堪能する余裕はなかったのだけど。
20:30にようやく夕焼けになった空が
ヨーロッパの夏の終わりをよく表している気がする。
アムステルダムからさらに2時間のフライトでようやくフィレンツェに。
フィレンツェ空港の短い滑走路に降りてゆくヒヤヒヤ感も懐かしい。
空港からタクシーでCentroまでの料金は
夜間(25,30euro)&スーツケース1つ(1,00euro)。
タクシーの運転手がTシャツ&ショートパンツで、鼻歌混じりで声をかけてくるのが
イタリアだなぁと思い、
日本ではあまり見かけないTESLAの車両のタクシーを2台見かけて、へぇぇと思ったり。
遅くなることがわかっていたので
マイルの消化分で予約してあった駅近くのホテルに到着したのは23時過ぎ。
ホテルのフロントにはおしゃべりなイタリア人がいて、
どうでもいい言葉を交わすのも
古い部屋に最新のカードキーシステムという不釣り合いさも
ちょっと髪がキシキシする硬質のお湯で浴びるシャワーも
何もかも、そう肌に合う、そういう感じ。
懐かしい街並みに、
あっという間に溶け込んでいく感じが
ただただ嬉しくて、
真夜中のVia dell’alberoのざわめきを聞きながら
あっという間に夢の中へ。
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