前回のエントリで
今回のプチプチバカンスの
ホテル予約が完了したところまで書きました。
エルバ島内の多くのホテルと同じように
我々が予約したホテルでも
予約時に希望を出すと、
本土から島へ渡るフェリーのチケットの
手配・郵送サービスがあります。
時間がぎりぎりだったので、郵送は無理だろうなぁと思いながらも
念のためにホテルに
「フェリーの予約をお願いします」とメールを入れてみた。
ホテルからは丁寧なお返事。
「今回は時間的に無理がありますので、
ホテル側でのフェリー予約サービスはいたしません。」
あら、やっぱり。
まぁ、わかっていたので、特に驚きも動揺もしませんでしたが。
なので、フェリーの手配を自分ですることに。
別にたいして難しいことではありません。
船会社のサイトからオンライン予約すればいいだけのことです。
ところが・・・。
二つある船会社のいずれも、
オンライン上では既に、
我々が希望している時間のフェリーが満席。
一番早い空きのある便は20:00発。
島に二泊しかしない今回の旅で
初日の到着がこんなに遅れたのでは
楽しめる時間が短くなるじゃない!
そして、往復でのチケット購入で検索をかけていたのですが
帰りの便も全く希望時間の便に空きがなく
出発日の朝8:30の便でなければ乗れないという結果が。
ということは初日夜遅くに着いて、翌日一日島で過ごしたら
3日目の朝早くには島を発たなくてはならない?
島満喫は実質1日だけ??
そんなことで怯む私ではありません。
改めてネット上で検索をかけて、
イタリア国内のフェリーの予約を
一手に引き受けている旅行会社のサイトを発見。
ここで検索した結果は良好。
(本社のサイトで空きがないのに
旅行会社で見つかることは間々ありますね)
希望通りの時間で往復のチケットを予約できそうな予感。
早速オンライン予約見積もりのフォームを送信。
待つこと暫し。
やがてメールが届いて、予約可能という返事。
このメールを受け取ったのは24日16:00過ぎ。
そして、このメールの中では18時までに支払いを済ませて
(最初はオンライン郵便為替
Vaglia postale onlineでの支払いを選択)
その支払い領収書をファックスで旅行会社に送った時点で
予約完了となる旨が記されていました。
これを逃す手はないということで
早速手続きしようと思ったのですが、
なんとメールの一番最後のほうに
「船会社本社サイトとアクセスできないため
料金見積もりが出せません」と書いてあり、
支払い金額が0、00ユーロになっています。
じゃぁ、18時までに支払い手続きできないじゃないの!
ということで、切羽詰っている私は
嫌いな電話をものともせず、
むんずとつかんで早速旅行会社に問い合わせ。
担当者に代わってもらって
「支払いを即座に済ませてフェリーチケットを予約したいので、
金額を提示してくれ」と頼み込み。
担当のお姉ちゃんは
「わかりました。すぐに調べて10分以内にメールでお知らせします。」
イタリアらしからぬ迅速な対応?
しかし・・・。
待てど暮らせどメールは届きません。
18時までに支払いを済ませてファックスを云々という条件に
変更はないわけですから
タイムリミットがどんどん近づいてくる。
30分待っても音沙汰がないのでもう一度電話。
先ほどのお姉ちゃんは暢気に、「あ、今調べていました」。
頼むから・・・。ちゃんと仕事してね。
その場で調べて口頭で料金を伝えてもらうことに。
それと同時に、今から郵便局で郵便為替の手続きをしていたら
到底18時のタイムリミットには間に合わないので
という見解は幸いにも私とおねえちゃん両者一致して
最終的にはクレジットカードでの支払いに。
これでなんとかフェリーチケットの予約はできたのです。
希望通りの時間で。
しかしチケットは郵送されてくるはずがありません。
もう日時が迫っていますからね。
(こんなときにイタリア郵便局を信頼する人はどこにもいません!)
ということで、
出発港のチケット売り場で当日引き取ることになったのです。
担当のお姉ちゃんからのメールでは
私の名前を記した封筒にチケットを入れて用意しておいてくれると。
お姉ちゃん、今度はちゃんと仕事していてくれますように(祈)。
当日港に行くまでチケットが入手できないのは、なんともスリリング。
日本なら問題ないけど、ここはなんといってもイタリア。
日常的にとんでもないことが平気で繰り広げられたりするわけで。
当日は早めに港に行って
チケットの確認をしようと固く心に誓ったのでした。