『ホリー・スモーク』(1999年)は、
信仰と性と生を、まざまざと描いている。
オーストラリアの自然の中で、より煮詰まってしまっている、
家族・知人・地域社会の中、
インドで帰依した女性主人公と
それを解こうとする、米国の男性カウンセラーの物語。
そのぶつかり合う二人のこだわりを溶いたのは、
”思い遣り”という言葉だった。
女性の生の自然さが印象的。
『インザ・カット』(2003年)は、
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表参道駅のピラー広告
今週は、コンタクトレンズだった。
涼しげで、みずみずしい画像に、
コピーを読んでもらおうとしている。
このまえには、眼鏡だけを宙に浮かせた画像で、
ピラーを巻いていたけど、
それは、コピーよりカタチを魅せていた。
モノを見せられると、デザインとテーマの興味で、
判断が早い。
文字では、漢字の単語のほうがビジュアルで、
ひらがな、カタカナは、読み込まなければならない。
文章 . . . 本文を読む