モノと心の独り言

コミュニケーション/メディア/コミュニティ ココロの建築家になりたいと・・・ 

ソーシャルメディアは、子育て・高齢者こそ

2012-10-23 05:55:36 | コミュニケーション-メディア

英「エコノミスト」編集部による『2050年の世界』では、人口動態から日本経済の縮小を予測している。しかし、生存・持続条件の人口要素が縮少することは確信できるが、経済数値だけが社会活動指標だとは思えない。衣食住は経済活動に直結したものだが、生存条件を超えるファッション・グルメ・居心地は、自身が楽しむ以上に社会的な表現であり、互いに表現し合うこと自体が生きている楽しみでもある。社会的に広範な表現がマスメディアであれば、身の回りや親和性の高い人同士の表現が、ソーシャルメディアの利用意義だと言える。

10月22日のNHKクローズアプ現代は、「つながっていたい人々急増ネット依存症」だった。家事・仕事・勉学を放棄したネット利用の問題提起だった。しかし、高齢者・独身者のTV依存は、日常化しているのではないか?

毎日TVを欠かさない生活者は、図象・写像・映像など複合する人の多様なコミュニケーション手段の普及は、表現しあえること自体をたのしむネット利用を増やす。高齢者・独居者の衣食住の充実に活用されることで、少子高齢化時代の社会活動の充実が可能になる。

マスメディア・企業や政治家のソーシャルメディアの利用は、自然に増える。多様な行政サービスや個人・グループ同士の衣食住や災害・危機対応のための利用を促進することこそ、肝要だ。
銀行のATMは、ここまで普及した。ネットワーク利用は、興行者・商業・サービス業の利用が先行する。音楽・映画・エンターテイメント・ゲーム・広告・顧客管理・・・。
衣食住、健康・食事・街暮らしと防災・危機対応のために、高齢者こそ必要なソーシャルメディアなのだ。
生活と楽しみのためのソーシャルメディアの利用普及には、
かんたんスマホとデジタルサイネージとネットワークTVを期待している。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿