2月4日のDocomo Open House KeynoteCh.宮田裕章氏の『DXの先にある新しい社会』を視聴して整理したこと。
DX:Digital Transformationは、モノや記号の操作として語られやすいが、
バイタル・データを身近にしている医学界の宮田裕章氏には、心身のreal world dataに近いところにいる。
GDPを指標とするmoney-money視点から離れ、
個人からのwell being に
co-being を加え、相対化して
better co-being を未来にみる。
日本語で考えれば
「人」から「人間」
つまり、’人’個体ではなく、人と人の’間’に注意している。
’間’は、人同士だけでなく、人とモノ・環境ともある。
在るのではなく、居る be
止まっているのではなく、ing :進行中
つまり、関係という静的な状態ではなく、
相互作用:コミュニケーションの向上(better)だと云っていると。
そこで、メディアとはそれ固有のモノではなく、相互作用している状態と考えると、
五感(つまり人間が意識できる感覚による分離)以前に、相互変化を纏めて測る可能性が見えてくる。
心身データは、身体に着けるスマートウォッチなどのセンサーで、real world data 化しやすい。
他方、個体から組織、個体と環境、組織と環境などの相互作用をどうreal に測り、意識化するか?
better の尺度をどうするか?
人の行為を人為(じんい):アートとすれば、
その相互行為を、コミュニケーション
累積・凝縮を、fine art と考え、アート作品やライブを、位置づけることができる。
繰り返すことができるという意味での職が、凝縮しての芸術・芸能。
その感性が、日常生活の中のコミュニケーションに立ち返ってくる。
マイクロ・コンテンツとしてのソーシャルメディアが、断片化するコミュニケーション状況は、
誰もが根を伸ばし、枝を絡め合わせるゆとり少なく、刺激の受動者へと変えてゆく。
心身という個体が拡散する方向へ、
better co-being がゆくのかどか、
これから、これから
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