Ｇoｏｇｌｅ Ｍａｐ と Ｇoｏｇｌｅ Ｌｏｃａｌ が、日本でも

いつも、気軽に使っている検索サイトグーグル、
日本でもマップとローカルが使えるようになった。
グーグル　マップ
グーグル　ローカル
日本語だと、ほぼ国内しか意識していないが、
グローバルなすべての情報から、検索している生活。
そこで、
ローカルなラーメン店までの場所別検索と、地図表示が可能になった。
これで、地域は連続的に世界とつながり、
その中で、一番いいコトを選べるということになる?
もちろん、ＷＥＢ上に上がっている情報だけなのだけれど。
ＴＶでは、取材され、編集され、番組のなかで、見せられてきた世界が、
ＷＷＷでは、自ら検索、絞込み、見ることができる。

しかし、
本当に、身体から、世界まで、連続的につながって、いるのだろうか？

自分の身体は、行けないところ、関係ないところとは無縁に、
今、ここに偏在している。
関われる人、モノ、コトを通じて、ＷＥＢに載らない情報をやり取りしていて、
暮らしている・・・。
ところが、映画・ラジオ・ＴＶ・新聞・雑誌などで伝えられることのほうが、
リアルさを帯びてきていないか？
映画のように生き、
ＣＦのように感じ、
バラエティのように笑い、
他人のスポーツゲームやドキュメンタリーに
感動している自分ではないか？

あるいは、もう意識というものが多層に分解し、
自分を使い分けるつもりで、
多くのキャラやテーマを生き分けているのではないか？
丁度、お気に入りのゲームのように。

グーグルマップ、グーグルローカル、
使われ方次第では、地域も身体も分解するかもしれない。

地域固有のメディアも、欲しいのではないか？
地域固有の言葉、地域固有の風土、街、仲間、・・・・
囲い込まれる親密さも必要としていないか？
丁度、海から生まれた生命の細胞膜のように。