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’みそぎ民主主義’とミッキーマウスのまつり参加

2013-04-12 14:55:48 | 暮らし・街・環境

「どうも私たち日本人は、社会を自分たち自身でつくる人工的な制度ではなく、ある種の自然秩序と感じているらしい」。(與那覇潤氏 歴史学者 朝日新聞4月10日朝刊17面より)

與那嶺氏は、今の日本の「民主主義」を、’みそぎ民主主義’という。
一票の格差にたいする国民の鈍感。’選挙という’みそぎの儀式’を通った人を、先生にしたてて任せてしまう。それは、王権・封建という家系・人による政治、人格を信じる時代がまだ、続いているということ。この人が如何に多義的に生きているか分かりきった時代に。


表記され、外部化された言葉によって自己変革を続けてきた西欧近代化を、日本は越えたわけではない。
模倣できない停滞時代が終わり、先祖返りしはじめているかもしれない。

’みそぎ’という儀式は、神社の手法。政(まつりごと)が政治。

祭、’まつり’、イベントと、集客というベタな現状になって、まつりに、ミッキーマウスが登場することになった。

ミッキー集客 恐るべし 浜松でも再現? 静岡まつりの大混雑
これは、行事で集まる旧世代と、ネットで集まる新世代が混ざったときに混乱。
浦安市市イベントでもメディア・イベントでもなく、地方の’まつり’の役にミッキーが就きだしたということ。
静岡も浜松まつりも、春や端午のまつりというより観光・商業振興のまつりだが、季節の行事が、政治でもあるわけだ。

だから、ミッキーがでてくるのは、集客の手法であり、政治の手法でもある。ゆるキャラが、まちおこし、まち意識づくりなら、ミッキーはグローバルおこしだろうけど。

政治が言葉でなく票の積み重ねでもなく、

キャラクターというイメージで、地域をまとめざるを得ない時代なんだ。

首相のすげ替えや政党の交代の果てには、キャラクター政治がくるかも?

(やれやれ) (もともと、日本型民主主義導入は、納得の形式変更だったんだから)

・・・・

代議員もアバターにすれば。


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