モノと心の独り言

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Zuneは、PC発展系のユビキタス端末

2006-07-31 03:44:42 | コミュニケーション-メディア
「iPodキラーになれるのか?」,ベールを脱ぎ始めた「Zune」に沸くメディア

MSのメディアプレイヤーには、WiFiでIPネットワークにつなげるとのこと。

ユビキタス時代の端末には、日本のように携帯発展系とだという側と、
PC発展系があるだろう。
その無線インフラが整わない時代では、メディアプレイヤーというのは、
携帯電話と一緒にもつ道具なのだろう。
しかし、端末を2台持ち歩く生活って、わずらわしい。

IPネットワークの終端が、ワイアレスでという環境が整えば、
PSTN-Phone と IP-Phone と、シンプルなほうを選べる。
コミュニケーションをすることと
メディアコンテンツをやり取りすることと、
メディアコンテンツを楽しむことを、端末で使い分けるほうが不自然だ。

その小さい端末の入力にしても、
英語圏なら音声認識で、キー操作を少なくすることも早いだろう。
身体とのやりとりは、さらにブルートゥースを介してイヤホンマイクもあるし、
環境側の情報を読み取るカメラや、RFIDやQRコードだってある。
シンクライアントというなら、行くだけいって欲しいのだ。

技術要素の開発はもう終わっていて、
あとは生活文化、
生(なま)生活のコミュニケーションを、
どこまでメディアにして、記録したり伝え、楽しむかの問題だ。
生よりメディア・コンテンツのほうがいい、
向かい合うよりは、メディアを介して繋がっていたいときと、
その場の雰囲気に、メディア無しで浸っていたいときと、
いろいろありそう。

社会システムでも、
生体・意識・生活・政治・技術道具・経済の次元が
組み合わさって行くのだろうけど、
道具はシンプルなほうが、生体・意識との連携がしやすく、
多様な組み合わせが可能になるのだろう。

規格や機能がばらばらに増えることは、
目先では囲い込みかもしれないが、
市場を小さくしているのではないだろうか。





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