モノと心の独り言

コミュニケーション/メディア/コミュニティ ココロの建築家になりたいと・・・ 

街メディア いつものポスターが無い表参道駅通路

2006-11-25 09:04:51 | コミュニケーション-メディア
いつもの表参道駅通路に、ポスターが無い!
光沢のある壁面が、対面の掲示と、
近づく人の影も映しこみ、
移ろっている。

広告や街の”デザイン”に圧倒されていた
人の姿・仕草・表情が浮き出してくるのだが、
そこはほれ、
プライバシー・肖像権として
記録し・メディアに乗せて伴に覚えているわけにはいかない。

そう、
「私のことは見ないで、覚えないで、伝えないで ください」
「必要なことは、”サービス”として、売っている人から買ってください。」
「あるいは、カラオケの密室の中の仲間だけで分かち合ってください。」
「メディアは、社会的に動く人の場、
「私たちは、自分のためになることだけしか、関わりません。」
「だけど、なにかいいことがあったら、私だけに伝えてください。
 仲間だけで、ちょっといいことを分かち合いましょう。」

そう、村社会を都会に持ち込んで100年余、
共通の言葉も失いながら、姿・形の画像・映像へと個人化しつつある。

映画『天井桟敷の人々』から、公共性の喪失を考える


一人の影が


3人の影が


4人の影が





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