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ミレナリオは、現代の稲荷参り

2005-12-29 02:35:41 | 暮らし・街・環境
ミレナリオって、何?
あの丸の内オフィス街のアート・イベント?
でも、この行列は、なんなの?

日々の区切りが、汐の満ち干
週日の区切りが、週末
月日の区切りが、月の満ち欠け
季節の区切りが、彼岸
年月の区切りが、大晦日・お正月

週末、彼岸、大晦日は、人が決めたものじゃない?

そう、
おじいさんの掛け時計、
寺の半鐘、
駅の時計、
NHKの時報、
そして、大晦日の「紅白」と「往く年・来る年」で、
伴に年を越えた社会との一体感、
みんな、人が決め、一緒に続けてきたものだ。
「紅白歌合戦」のバラエティー化

一人一人が時計を持ち、
異なる仕事に生活をあわせ、
ウォークマン、ビデオデッキ、メディア・プレイヤーを持ち、
境内や遊び場、舞台、放送を離れて、
異なる時に聴き・歌い・踊る。

照明や、空調が、
昼夜・季節の自然の同期性を超えてしまった時、
やはり、一緒に過ごすという社会行動が、
様々な形で再現される。

写真右奥が、ミレナリオの入り口、
その順番をまつ列は、大手町から続き、
ただ、ただ、イルミネーションのゲートを、伴に歩み過ぎるのは、
大阪造幣局の桜並木みたいなものか?

いや、その電飾のゲート一つ一つは、
お稲荷さん、神社の赤い鳥居の一つ一つみたいなもの。
その門一つ一つに、過ぎ越す想いを伴にして、
その雑踏を楽しみ、有楽町、銀座の街へ流れてゆく。

そう、ここは、丸の内、オフィス街、
現代の城内であり、境内の中なのだ。
ここでの願いは、
ミリオネア?





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