モノと心の独り言

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ブログに載せる映像 ー インド洋大津波に向けて

2005-01-13 13:29:49 | コミュニケーション-メディア
スマトラ沖の地震から始まり、数時間の内に
インド洋に面する海岸の人々を襲ったTSUNAMIも、
記録し、伝える人の手をへて、情報は少しづつ届いてきます。

最初は、文字だけ、数万人の・・10万人を越える・・・などと
クリスマス気分中の遠い世界のことで、「大変だ」という意識は、
頭だけのことだった気がします。

僅かな、映像が届き始め、
次々と、空からの惨状、
現地市民の映像やインタビュー、
そして、
立ち向かう支援者や、
日常を取り戻そうと漁にでたり、学校を開きだす光景を視ることで、
身体からの震えを、共振します。

相手と共感することが、すべての始まりだとすれば、
まず言葉や意識では伝え合いきれないものを伝えあう映像は、
何よりも、人と人とを共感させるメディアなのだと気がつきます。

この日々深まる惨劇の映像を追いかけるように、
アフリカ中部からの映像も、再度巡ってきます。
5ヶ月に一度づつ、この規模の惨劇を繰り返している
中西部アフリカの映像です。
もう、ここからは想像が及ばない世界の断片です。

自身の基本的な生活を一人で出来ない都市生活者として、
また、自分を自分で守ることを放棄している国民として、
現地に駆けつけて、役立てる確信がもてません。

せめて、マスメディアに群がり、メディアパッケージに溺れることなく、
まず、身近な生活を見つめ、その姿を写してゆくことこそ、
それぞれの地域や人の役割を見つけてゆく道かもしれません。

映像は、ブログで公開できる時代になったのですから。

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