モノと心の独り言

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《BCC①》『いのちの輝きにふれていたい 特養「せんねん村」魂のきづな』は、著者、中澤明子さん

2020-06-13 09:49:45 | 空、ココロ模様

コロナ感染対策で外出自粛期間に廻りだしたBook Cover ChaneMail 。
一つの本が別の本に繋がって、知ったり・考えたりすることは、比較することから、始まるのでしょう。

まず、1っ冊目
《BCC①》『いのちの輝きにふれていたい 特養「せんねん村」魂のきづな』は、著者、中澤明子さんとの想い出を裏付ける本です。

介護保険制度導入が決まったころ、医療情報と介護情報を医療・介護担当者が連携して使わなければと、電話信号をデジタル化してコンピューターシステムの導入を提案し、厚生労働省の支援金を得て、報告義務のある2005年までの直接の関りが、私との接点です。医療は技術、介護は生活。現場担当者が、テキストデータだけでなく、肉声の録音データを非同期で共用することで、働き方・組織の在り方・評価の仕方すべてが変えられてゆきました。医療・介護法人が複合する中で、医院長の奥様であった明子さんの基本的な立場は、生活を支える冷静な母親の姿勢でした。 
その基調をくみ取れたのが、『ケアの本質ー生きることの意味』ミルトン・メイヤロフ著。ケアの主な要素:知識・リズムをかえること・忍耐・正直・信頼・謙遜・希望・勇気。ケアの諸性格を展開しつつ自らも成長してゆくこと。
命日が近づくと、「相変わらずだよ」と、語り掛けるのです。


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