のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

のんのん、宙に浮く

2006-06-06 | 日記
普通、私はルールを守る人です。でも、ごくまれに守らないことがあります。違反をしているとわかっていながらそれをするのはドキドキして後ろめたくて良くありません。今日のこれはどうなんでしょう。
契約書に危険なスポーツはしてはいけないとあります。一度違反をしてロッククライミングをしました。これはクリエイションのときでした。スカイダイビングもいけないスポーツだったと思います。怖いので確認はしません。でも今日は室内、いいですよね・・・
まずはビデオを観て学習。インストラクターの手の合図や、浮いたあとの落ち方、浮き方の姿勢など。そして、紙にサイン。少しぶかぶかしたつなぎの服とゴーグル、耳栓、ヘルメットとつけていざインドアスカイダイビングへ!
円柱の中はクッションで覆われています。直径は6メートルぐらいでしょうか。そんなに大きくはありません。中央に網が張ってあり、周りは降りる時のためのクッションで囲んであります。網の下から風が吹き上げてきます。その風に身を任せ浮くのです。私を一番にしてくださいました。というのは、網に腹ばいになった状態から風を吹き上げさせることになり、吹き上げている風に乗り込む作業をしなくてすむわけです。風は温風でした。巨大なドライヤーにふかれている感じです。インストラクターがチョキを出したら脚を伸ばす、チョキの指を曲げたら脚を曲げる、親指と小指を出したらリラックス。かおは下を向かず前を向くようにします。彼女の合図に合わせ姿勢を決め、そして彼女が風からはずれないように調整してくれて浮いていることができました。しかし、浮いた喜びもつかの間なぜか鼻水が出るのです。ものすごい風の中、鼻をすすると、今度は口の中が水分でいっぱいになっていました。何かが下にたれないか気がかりでなりませんでした。
次の彼はスカイダイビングのインストラクター。でも外と中では全く違うらしくなかなか風に乗れないでいました。誘ってくれた友人は何度もここにきていて、座るように風に乗って回ってみたり、宙返りをしたり、頭を逆さにして脚を前後にしスピンをしたり、華麗でした。ビデオを観た時はこういうことが出来るのかと思っていましたが、いざ自分がしてみるとそういうことは初めての人にできることではないと、難しいことであることが良くわかりました。
基本の姿勢で浮くだけでもいい悪いがあるようで、インストラクターの指示に100%従って体験した私は、とてもよい評価を頂きました。今日は「うわー、浮いたー。」で終わってしまいましたが、次回は自分でコントロールが出来るように。そうしたらもっと違う楽しみがあることでしょう。