のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

5g

2006-06-07 | KA
フルート(バトン)の表面加工が剥がれてしまい、新しいフルートに変えていただきました。ところが、回してみると軽いのです。軽すぎて飛んでしまいそうなので両端にテープを巻いてみました。少しはいいかしら・・・
フルートは手作りのためいつも仕上がりが違っていてそのたびに微調整をしています。重さ、表面の加工、太さなどが大きな違いです。新しいフルートは今までのものよりべとべとしていて、軽く、細めでした。テープを巻いただけでは足りなく、重さがもう少し欲しかったのでプロップスへ行ってみました。
フルート本体の先にバトンのボールとティップに当たるものを付けていただいていますが、それが外れないように透明のプラスティックのようなもので押さえてあります。それをもうひと重ねしてもらうことにしました。これをお願いするのは久しぶりです。
そこに丁度量りがあったので加工前に計ってみました。テーピングを除いて205グラム。だいぶ軽いです。テーピングだけ量ったら0のまま。5グラムに満たないようです。加工していただたフルートを回してみると良くなっていました。そして量ると210グラム。たった5グラム、されど5グラム。
以前は軽く作るのが大変だったようで240グラム以上にしないで欲しいとお願いしていても265グラムのフルートが来たことがありました。研究を重ねてくださったのでしょう、今はこんなに重いものがくることがなくなりました。
右腕の靭帯を切ったときから重いフルートを使うのを避けていたら、すっかり軽いものに慣れてしまいました。また、安心して扱える重さの範囲も広がったような気がします。それでも、細さ太さの関係もあると思いますが、210グラムが軽さの限界のようです。
ちなみに以前はフルートの柄が手描きではじめてみた時は感動しました。今はステッカーを貼っています。そしてこのフルート、一本400ドルするそうです。