のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ボキとブルーマン

2006-06-14 | 日記
ボキはクリエイションのはじめにクラウンをしていたアーティスト、3人いるうちの一人、背が高いクラウンでした。でも彼はこのショーでのクラウンはやりたいものと違うと途中でやめ、その後キダムに行って活躍をし、今年の初めにキダムもやめました。そのボキが今日は観に来てくれました。
私はモントリオールに遅れて入ったので、そこでは2ヶ月しかリハーサルをしていません。私の役はクラウンと何かをすることがほとんどないことと、ボキが最後までいなかったので顔を合わせたのはわずかでした。だから、ショーが終わって彼に会うのは楽しみであり、少し不安でした。
「私のこと覚えている?」

ボキは今、今日一緒に観に来てくれた友達と組んで新しいクラウンのショーをして各地を回っているそうです。たった二人のショー、どんなものなのでしょう。ボキはみんなと話すのに忙しかったので、その友達と話すと、なんと彼は“ブルーマン”だそうです。
「じゃあ、ブルーマンやめたんだ・・・」
「いや、僕はパートタイムのブルーマンだから・・・今も青い顔を急いで落として駆けつけたんだよ。」
パートタイムという言葉に妙に反応しながら彼の顔をまじまじと見てしまいました。