Choreographer's Showcase

　起床から、花束を作って、カードを作って、と忙し目。少し寝不足ですが、今日は一回の公演、私は９分の出演ですからどうにかなるでしょう。
　１０時半のバーレッスンから受けようと、その前にみんなにカードも書いてもらいたいからと、少し早目に家を出ました。ところが、どうしても跨がないといけない道が、昨晩同様通行止めになっています。そして、走っている人の姿が見られました。ラスベガスマラソンの日のようです。これはもう、ハイウェイを通るしかありません。普段は決して通らないこの道を通ることの選択は、昨日の経験ですぐにできました。
　ハイウェイはひとつ目で降りないといけないのに、近すぎたからでしょうか、見逃して次まで行ってしまい、そこからグルグルしていたら、１０時２５分に到着。ぎりぎりで間に合いました。早めに出掛けて良かったです。
　先生も通行止めのことを知らなかったようで、１０時半にご到着され、着替える暇がないと言って、短いタイトスカートに７センチ位ありそうなハイヒールを履いたままレッスンをされました。靴だけ履き替えるということをしないところが面白いです。
　開演は１時。私たちの作品は一番最後なので、１時間はあります。金曜日に一度公演をしているので、様子を把握できています。そして今日はバーレッスンも受けたので、身体の準備も整っています。ゆっくりと支度をしながら出番を待ちました。
　本番は、曲が余って即興で埋めたり、正面だと思って進んだところが正面でなかったり…と言うことはありましたが、振付家のゲイルもわからなかったようで、全体にはうまくいったようです。　
　最後にお辞儀をして、手を振ると、友達の顔が見えました。たくさんの笑顔を見ながら、自分の心がさらに満たされていくのを感じました。
　みなでゲイルにお礼をし、みなでこの作品を作り上げていけたことを喜びあいました。
　この企画をして下さった方、それに向けて仕事をして下さった方、そして今日も働いて下さっているみなさん、たくさんの方々のお陰でこのショーケースが行われ、無事に終了しました。
　この出会い、この機会を頂けたことを感謝します。充実した３ヶ月でした。