のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

Lake Mead

2009-04-20 | ラスベガス
 ミード湖に行ったのは、ぷかぷかと浮いていた時が最後だったか、釣りをした時が最後だったか。いずれにしても随分と前のことです。広いミード湖、今までと行った場所が違うのか、季節が良かったのか、今日の湖は以前より素敵に見えました。のんびりとして、帰ってきました。
 気が付くと日焼けをしています。ミード湖は35度。街に戻ってきても32度。夏はまだまだこれからですが、暑い夏はすぐそこなのだという事を思わせる日でした。

51's vs Sky Sox

2009-04-19 | 日記
 今回野球の試合で国歌を演奏したのは、ウべーフ。アコーディオンでの演奏でした。こうやって仲間の活躍を見られるのは嬉しいことです。
 今日は暑さを感じる日でしたが、これぐらいで「暑い。」と言ってはいられません。本格的な暑さにはまだまだ程遠いです。前回ここに野球を観に来たのは、昨年6月。その時よりも観戦にはいい時季でした。
 チケットを買うとクーポンが付いていたので、それを使ってブリトーを食べたりアイスを食べたり。普段はおとなしく座って観ているのに、今日はそんなこともしながら楽しんでいて応援が足りなかったのか、ラスベガスのチーム、51'sは負けてしまいました。

なんだか幸せな一週間

2009-04-18 | 日記
 ふくらはぎはまだ完治してないことが度々感じられる日々でしたが、幸せに満ちた一週間でした。ショーが終わると、久しぶりに居酒屋へ行くことになり、楽しく一週間を締めくくることにもなりました。
 お店を出ると、友達の一人が車で追いかけて来て、「まだ内緒なんだけど…。」と少し顔を赤らめておめでたの報告をしました。彼女の今の体調から予想はしていましたが、付き合い始めて丁度一年でした婚約をお祝いしたばかり。「早いな。」と何度もつぶやきながら帰りました。彼女の幸せも相俟って、一週間は幸せに満ち満ちて終わりました。

移民局の方に伝える

2009-04-17 | 日記
 グリーンカードのセミナーへ行ってきました。たぶん3度目です…。私は今、P-1というビザを持ちアメリカで働いているのですが、移民法で何か変わったことがあるようなので、もう一度話を聞くことにしました。
 今回は初めて個人面談もしました。世界選手権に出ていた頃のことだけでも、オリンピックのメダリストと同じカテゴリーで申請が出来るかもしれないが、念のために他の書類も揃えられるものは揃えておいた方がいいでしょう、ということでした。そして、「私はあなたの世界選手権での活躍は素晴らしいことだと思うけれど、移民局の人はマーチンバンドの単なる飾りと思うかもしれないから、彼らを教育する必要があるかもしれないわね。」と言われた時、ハッとしました。バトントワリングをしていた時は、常にと言ってもいいほどその話はしなければならないことでした。今でこそ、いろいろなところでバトントワリングが紹介されるようになり、その説明は簡単になりましたが、その昔は大変でした。でもそれは、バトントワリングの素晴らしさを知って頂く大切な機会で嬉しい機会でした。ところが、ここでショーに出演するようになってからは、それをすることも少なくなりました。申請をすることが移民局の方にバトントワリングを知って頂く機会になる、それは素敵なことだと思った途端に、断然申請をしたくなりました。グリーンカードが本当に必要かはまだ考える必要がありますが、卓絶能力所有者と認められるかどうかは、試してみたくなりました。

 MGMへ行くと、カードが届いていました。今日も涙が出ました。

メイガンとライトに改めて感謝

2009-04-16 | KA
 先日お会いしたのは、ミス・アメリカ候補の方々ではなく、ミス・USA候補の方々だったようです。19日に本戦があると聞いていましたが、会場となるプラネット・ハリウッドにお知らせが出ていました。
 昨日お世話になった二人にカードを書きました。それを渡すと、二人は本当にさりげなくて、そして私はよりありがたみを感じて、涙が出てきました。昨日は本当に幸せで、感謝をしていても幸せで心弾み過ぎていたような気がします。今日は、昨日のことを改めて思い出すと、ありがたみが心に沁みました。
 今日の身体は活力があり、気持ち良く舞えました。ふくらはぎのことはともかく、最近身体に活気があるような気がします。もしかすると体重が少し増えたのかもしれません。心も身体も元気なのは良いことです。
 お客様の喜びが、こちらに良く伝わって来る日でした。今日もまた、新たなエネルギーを蓄えられました。

6時15分前に知ったこと

2009-04-15 | KA
 ヨガをしていると、ライトに呼び出されました。「今日出演するの知っている?」ビックリすると、配役表を見せられ、確かに今日の日付に“NORIKO”と。そこに居たステージマネージメントのみなさんに笑われました。「配役表は観たのですが、それはまだ先週のだったかもしれません…。」と言い、お礼を言いながらすぐにトレーニングルームへ戻り、ヨガの先生にお断りして更衣室へ走りました。
 更衣室の前では、カツラ担当のメイガンが笑っていました。どうやら私がいつもの時間に彼女のところへ行かないので、心配して連絡を取ってくれたようでした。お化粧もまだ完成されていない状態だったのを見て、「お化粧をしながら、髪の準備をしてあげるから。」と言ってくれました。お蔭で、15分後の6時には、通常の6時の状態に全てが整っていました。ヨガの前にはジャイロキネシスをしていたので、身体の準備もできています。あとはフルートを回すこと。フルートを持ってトレーニングルームへ駆け上がりました。途中でステージマネージメントのライトにもう一度お礼を言うと、彼は「混乱させてしまってごめんね。」と。私が悪いので謝っても、そのことは何も言わずに送り出して下さいました。
 それから、いろいろなことを振り返りました。まずは先週の土曜日に今週の配役表を見た時のこと。来週から代役の日は隔週となると言われていたのに、私が見た配役表は変わっていませんでした。そのことは、代役の日となっている今日、時間があるので訊いてみようと思っていました。でも、時間が掛かることではありません。それを事前にしていたら、こんなことにはなりませんでした。
 今日、出勤途中にアーティストコーチのマチュウに会い、イスを持っていることを尋ねられた時、「そうだよね、今日はアイの日だもんね。」と言われました。昨日、彼女に床のことを話した時も、すっかり今日は代役の日と思って話していましたし、彼女も何も言っていませんでした。
 でも、考える余地がなかったわけではありません。昨日のショーの最中に、父役のグリシャが「今週はずっとノリコが出るんだよね。」と言いました。ジェニファーと話している時も「なんだ明日は代役の日ではなくてノリコが出るのかと思っていた。」と言われました。そこで出ていたサインに、気付くべきでした。
 愚かではありましたが、6時にはいつもの状態になっていたことが私を安心させ、焦らずショーに臨むことが出来ました。それどころか、とても幸せな気持ちになってきました。
 ショーに出る日と思ったら、仕事前のあの行動はできなかったから、良かったのかな。到着が自分の予定よりも遅れて、お昼は半分しか食べられなかったけど、今日は大きなサンドイッチにしたから、お腹がいっぱいになり過ぎず、良かったのかな。そして、メイガンのお心遣いに改めて感謝し、ライトの話し方に感謝すると、自分の愚かさよりもショーに出演する喜びが断然に上回り、6時15分前に知ったこととは思えないくらい、自分でもびっくりするほど落ち着いてショーに臨むことが出来ました。この幸せを運んでくれたのはあの二人。感謝を込めてショーをしました。
 お客様の中には、こちらを向いて一生懸命に手を振って下さる、日本からと思われる女性二人の姿が見えました。今日は出演できて本当に良かったと改めて思いました。
 愚かな私の愚かさを思い知らせずに、舞台に立たせてくれたメイガンとライトのお蔭で、私はいつまでも幸せな気持ちで過ごすことが出来ました。感謝致します。

三重苦

2009-04-14 | KA
 チケットをお客様に渡す待ち合わせの時刻よりもずっと早く到着をする予定が、余裕がなく、急いで待ち合わせ場所に行きました。私は忙しそうにしないよう心掛けたのですが、彼女はこちらの様子が分かっているかのように、必要なことだけを手際よく済ませてくれました。さすがにシルクのショーの舞台裏で働いていらっしゃるだけあって、そのお心遣いはさすがだと思いました。
 少し右膝の様子がおかしく、調整しながらいました。左ふくらはぎの故障で、負担を掛け過ぎているのかもしれません。脚の長さを比べると、通常短い右脚の長さが整っています。昨日、カイロプラクティックに行ったのでこれはこれで良いのかもしれません。いろいろと考えながら、右膝の動きにかかわる部分を触っていきました。
 気を付けながら舞台に立っていると、影絵の最後で舞台を走る時に、また左ふくらはぎが少しおかしくなりました。両脚使えなくなったら、それこそ何もできません。さらに気を配りながら、次出演のシーン、キャプティビティに出ていきました。すると、こんどは舞台にとても滑る部分があり、氷上というよりも、油の塗った床の上で踊らなくてはならないようでした。キュッキュッと音がするのに滑るのです。大きく移動することは怖いので、その分空中に動くようにしました。
 終わるとすぐにそのことをステージマネージメントに伝え、二回目までにモップを掛けてくれるとのことでしたが、二回目もいつもより少し滑りました。忘れないうちに明日出演予定の代役に伝えました。明日は通常通りになっていることを願います。

「トマト買いましたか?」

2009-04-13 | 日記
 早めに目を覚まし、カイロプラクティックの予約をしようと電話をすると一時間後の予約が出来ました。急いで支度をして出発。この先生は、違和感のあるところだけを集中して触るようなことはしないので、安心して身体の状態を伝えられます。今日は身体のどこかに痛みがあったわけではなく、調整に来ました。今の身体は、いつもより気を遣った方がいいと思われるからです。
 帰りがけにプチトマトを買いました。運転中に何か変な音がすると思うと、助手席の足元にプチトマトが転がってきました。後部座席の足元に置いたプチトマトの入れ物の蓋が開いてしまったようです。車を停めてから見ると、プチトマトは車内ありとあらゆるところに転がっていました。全部拾ったつもりが、その後一緒に出掛けた友達の一人が一粒見付けてくれました。それが最後の一粒でありますように。
 友人に貸していたカヌレ型が戻ってきたので、カヌレを作ろうとすると、なんと型は濡れたまま重ねられていて、少し嫌な臭いがしました。もう一度よく洗ってよく乾かしてカヌレを焼きましたが、型からはきれいに抜けませんでした。大事に育てていたカヌレ型、自信を持って旅に出したのですが、少々様子が変わってしまいました。もう一度育て直しです。

PEEPSHOW

2009-04-12 | ラスベガス
 ラスベガスで新たに始まったショー、『PEEPSHOW』のチケットを頂き、友人を誘っていました。ところがその友人、「今日がイースターだという事をすっかり忘れていた。」と言って観に行けないと。イースターの日はずっと前から分かっていたはずなのに、ちょっと遅めの連絡。丁度その頃に連絡をしていた友人を誘うと、「5分待って。」と言われ、それが1時間以上に。
 チケットは頂いたものですが、折角なのでどなたかが行けると良いなと思っていましたが、急なことなので、なかなか暇な人は見付けられませんでした。もう、時間も迫ってしまい、一人で行こうと思っていたところに、今が一番お忙しい方がお付き合いくださいました。今日も休日を返上して働いていらっしゃるところでしたし、きっと寝不足でもあるでしょう。でも、ショーの間に寝てしまったとしても、“休憩”にはなるかしら、と思っていましたが、「目が覚めた。」と。お付き合い下さったこの3時間を、十分に取り戻せるほどの気分転換となりますように。
 このショーはまだ仮のオープンとのことで、劇場も来週のグランドオープン以降には今のところから専用劇場に変わるようでした。これから回を重ねるごとに洗練されていくのでしょうが、18歳以上を対象としているショーを観るなら『Crazy Horse Paris』の方が断然おしゃれです。私は名前が『La Femme』の時に観たきりですが、こちらを選びます。

観る、出る、観る

2009-04-11 | 日記
 ネバダバレエの公演を観に行きました。入口で偶然ネバダバレエのディレクターに会うと、一緒にいらした方に私のことを紹介して下さいました。そして「彼女のことは観る価値があるよ。」と。思いがけない言葉に、本当に嬉しくなりました。
 今日の作品は、『American Masters』。この作品はシンプルな衣装シンプルな照明で魅せるもの。彼らの美を十分に目に焼きつけて、いつもより相当時間遅れて仕事場へ。
 メイクは新記録と思われる22分で終了。それにしては良い出来でした。身体の準備を積極的にしたためか、舞台でも元気な演技になった感じでした。そこに、まだ新鮮に残るバレエダンサー達の美のイメージが加わり、気持ちの良い舞となりました。
 ショーが終わると、Believeの劇場でLOVEに関わる映画の上映が行われるというので観に行くことにしました。11時45分の開始にはとても間に合わず、劇場の中に入れるのか心配でしたが、ドアは開き、観ることが出来ました。
 映画は『LOVE』を創り上げるまでのドキュメンタリーで、ビートルズのメンバーであるポール・マッカートニーさんとリンゴ・スターさん、ジョージさんの奥様オリヴィア・ハリスンさん、ジョン・レノンさんの奥様オノ・ヨーコさんなど、ビートルズに関わる方々のインタビューがたくさん出て来て、とても興味深いものでした。
 残念なことは、英語を理解できなかったこと。これが全部理解できていたならば、本当に面白かったことと思います。そして『LOVE』を観る目も随分と変わったことでしょう。英語は全部理解できませんでしたが、『LOVE』はまた観に行きたくなりました。