のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ニョロニョロ

2010-12-21 | KA
 休みに時間がなかったので、パンを仕込めず、久しぶりにドライイーストのパン。比べ物にならないほど簡単です。
 一時から練習なので、忙しいこと。雨なので車。駐車場の空きはすぐに見付けられました。
 早い時間なので、トレーニングルームに人が居なくて良いです。デビューさせたばかりのフルートは、もう表面加工が剥がれてしまったので、三日間の本番で修理です。でも、前回お願いしたものがもう出来上がっていたので、少しほっとしました。新しい衣装を着てみると、胸はだいたい良い感じですが、飾りがしっかり付いていないところが三か所あります。衣装部屋に持って行き、縫い付けをお願いしました。
 それからチケットを買いにいくと、クリスマスプレゼントに可愛らしいカップを頂きました。
 コンピュータでもチケットの手配。“O”のチケットを買うのは少し大変でした。
 そして、ようやくお昼。
 身体はちょっと硬い感じですが、それは動かしていたら良くなることでしょう。それよりも、フルートのデビュー、そして、雨なので滑らないフルートに緊張しました。床も滑らずキュッキュと音がしました。思うように動けないところもありました。何故か客席にライトがあたり、お客様の顔が良く見えました。そして、一回目のお客様は、立ち上がって拍手を送って下さいました。
 エリカが一回目のショーの途中でトレーニングルームに来ていて、少し話すことが出来ました。映画撮影でトレーニングをしていなかったら、胸が大きくなったなどと言っていました。
 ミュージックボックスと呼ばれるお化粧をする場面で、目に何か入ったと思いました。まつ毛かと思いましたが、楽屋に戻り鏡を見ると、二センチ位の繊維が目の中に入っていました。摘まむと、ニョロニョロと出てきました。それを一番に処理していたら、危うくスカートを着け忘れて出ていくところでした。アーチャズデンでは、アーティストがフルートを忘れました。どうしましょう。何故私は影絵の時にフルートを持っているのか、何度も考えました。キャプティビティでは、煙がいつまでも残っていました。そして、またまた滑らず。エピローグではコートが引っ掛かりました。小さな男の子がど真ん中に居て、見つめられました。
 足の裏が痛いです。

鳥の巣箱のクリスマスプレゼント

2010-12-20 | 日記
 起きてお茶を沸かしていると電話があり、十二時半に約束ができました。返品のラベルを印刷したり、袋作りにもういらない物を片付けたり。郵便受けに行くと、ロスアンゼルスの友人からクリスマスカード。両親からの荷物はなし。
 新しくなったイタリアンに行きました。いかにもイタリア人という感じのウエイターさん。友人は、「彼は、マフィアだ。」と何度も言っていました。お店を出ると物凄い勢いで雨が降っていました。
 郵便局に返品の手配。電話の支払い。韓国スーパーでお供え餅とお酒。どうしようかと考えて、クリスマスプレゼントは行きが掛けに買えば良いと思い、帰ることにしました。
 しいたけの肉詰めとレンコンはさみ、肉巻きを作ることにしたのですが、挽き肉がなかったので、豚肉叩いたこと。肉を捏ねている時に、今晩お会いする方からお電話。お友達が大事なものを無くしたと。時間は全然足りず、焦っていました。肉巻き用に良い厚さの肉がなく、仕方なく買ったしゃぶしゃぶ用の肉は細かく切れてしまいます。でも、とりあえず仕上げ、雨の中出掛けました。そして、迷いに迷いました。
 パーティは、今日も面白いメンバー。どうして私が招待されたのか、少し考えました。おいしいものがたくさん並んでいて、楽しいパーティ。プレゼント交換で手に入れたものは、手作り鳥の巣箱セット。
 チケットをお届けしながら帰宅をすると、片付けと掃除。今週は忙しかったと思いながらほっと一息。頂いたばかりの干し柿の中に白餡が入っている和菓子を大事に口にしました。
 クリスマスプレゼントは、どうしましょう……。やることがまだまだ残って、休みが終わりました。

のんのん工房

2010-12-19 | 日記
 『くるみ割り人形』を観に行きたいと思いながら、袋作りに励んでいました。デザインは、円とロゴを一緒にする案が思い浮かび、やり直し。全部が整うと、印刷をしました。本番の印刷をして、一つ袋に貼って確認をし、本番の紙に全部印刷をしました。そして、切っている時に気付いたのです。ロゴの上の方が欠けているのです。名前のところ、丸の部分を差し替える時に被せてしまったのだと思いますが、全く気付きませんでした。字が不完全ということではないのですが、やはり気になります。シートは全部使ってしまったので、買いに行きました。そこから他の買い物も済ませ、帰るとまたやり直して、印刷して、アイロンを掛けて。アイロン台がないのでまな板で作ると、ネギの香りがしてきました。ごめんなさい。でも、きっと臭いは無くなる、そう願いながら、作業を進めました。のんのん工房フル回転。
 クルミ割り人形には、もちろん行けませんでした。エリックのお別れパーティはどうしようかと考えているうちに、間に合うのかという時間。でも、最後は最後なので行ってみました。マルクとしばらく話し、日本人の友人としばらく話しました。クラウンが多いからでしょうか、何となく面白いパーティでした。帰る時にさよならを言いながら帰ると、「バーイ、ノリコ」と名前を言われてびっくりしました。
 さて、アイロン掛けをもう一息。楽しいですが、何とも時間が掛かること。残りの六つは、袋の到着待ちです。

魂で奏でる

2010-12-18 | KA
 何となく目眩がする朝。身体のリズムの問題なのでしょうか。
 新しい衣装を着て練習をしたかったのですが、衣装を着てフルートを一振りすると、都合の悪いことが分かりました。胸が見えてしまうのです。すぐに衣装部屋の方に直して頂くことにしました。腕が動くのかという不安と、エネルギー不足の不安。しかし、曲がゆっくりに聞こえ、助けられました。
 二回目は、『IRIS』へ行くことになるエリックの最後のショーでした。私は、脂汗が出て、気持ち悪く咳き込んでしまうショーでした。
 いつもいらして下さる老夫婦の奥様が、ご主人に恋をした時のことを思い出すとおっしゃって下さいました。大げさでなく、やり過ぎでなく、惹き付けられるものがある、魂でフルートを奏でていると、とても嬉しいお言葉を頂きました。

たくさん代役の日

2010-12-17 | KA
 久しぶりに寒い朝。今日も雲が空を覆い、薄暗い朝です。八時頃一度目が覚めたら、カイロプラクティックの予約をしようかと思っていましたが、そういうことはなく、いつものように十時頃起き、カイロプラクティックに行った方が良い身体なのか分からず、悩みながら、この時間でも電話して予約が取れたら行くことにすることにしました。すると、良い時間が空いていました。
 袋のプロジェクト。届いたものを開けて、袋から出していると、持った時の感覚が違い、よく見ると大きさが違いました。電話でこういうことを言うのはまだまだ得意ではありませんが、もう時間がないので、電話をすると、簡単に済みました。
 出掛けると、交通量が多い気がします。お世話になった方々にお礼のお土産を買いました。近くに文房具屋さんのような、カード屋さんのようなものがあり、楽しみました。
 社員食堂がクリスマスディナーの日。いろいろと食べたくなりました。
 今日は雨なのに、フルートが滑ります。明日も雨のようですが、今日はショーに出ない日。ちなみに、双子の女の子、カウンセラー、チーフアーチャーとその娘、ジェスターとたくさん代役の日。明日の天気が分からないので、フルートの調整は明日にします。
 両親に電話をしたところ、甥と姪とも話が出来ました。私の友達に会いたいと言ったのがとても可愛らしかったです。

父役と乳母役の代役デビュー

2010-12-16 | KA
 雲に覆われている空。雨が降るのか気にしながらの出勤でした。
 父役の代役がデビューをする日で、そのためアーチャーズデンのステージングがありました。彼があまりにも舞台の端に立つので、私は彼に隠れようとすると舞台ギリギリまで行くことになり、そこに走り込むのは怖かったです。そのことを伝え、もう一度通した時は大丈夫でした。
 サイモンは慎重です。それを分かってあげるのもコーチの務めかと思います。土曜日に練習をして、水曜日にステージングをして、「ほらほら、だからさっさとデビューして。」と言うことではないと思います。サイモンは、
「プロフェッショナルがすぐに欲しい、と言われたけれど、僕はまだ来たばかりなんだよね。プロフェッショナルって……。」
 彼は良く分かっていると思いました。
 妊娠をした乳母役の代役、ケルシーもデビューをしました。ケルシーは存在感があるから良い気がします。
 充電しておきたいと思うほどの元気がある日が長く続きましたが、今日は少し違いました。一回目のショーは、少しバラバラした感じで、有り余るほどの活力が残っている部分と、その反対のしょぼくれて動かない身体が、中間で交じり合ってなく、両極端にあるので、扱いにくいような身体でした。でも、何とかまとめて踊り切りました。いつもいらして下さる老夫婦が、「何か付け加えたでしょ。」と。彼らが前回観にいらして下さってから、振付に変化はないかと思われますが、もし付け加わっているものがあるとしたら、日々の経験でしょうか。
 他のショーのチケットの手配をしているのですが、なかなか上手くいかず、半ばもう諦めていました。しかし、ビクトリアからの紹介で、直接お願いをさせて頂いた日本の方々も、とても親切で、無事にチケットが取れました。みなさんのご親切、心に沁み入りました。
 二回目のショーは、元気の部分が無くなっていました。それは動かしていけば何とかなると思っていたのですが、両腕が動かなくなってきました。影絵でランタンを取る時は、三回も取り直さないといけないほど。その後もブーツを引き上げようとすると手が届かないということがありました。注意して、キャプティビティに出て行ったのですが、腕を何とか動かそうと思う力の調整が上手くいかず、フルートを落としてしまいました。ここは、最近危ないと思うことが何度も続いていた箇所で、二つのことが重なってしまい、そういう結果となってしまったのだと思います。ショーが終わってからも、珍しく体力がなく、もうこれ以上身体を動かしたくないという感じでした。腕の力がないので、自転車のハンドルを握ることを考えただけで、帰るのが億劫になりました。遅くなると雨が降るかもしれない、そうしたら雨の中帰るのはもっと嫌でしょう、だから早く帰った方が良いよ、と思いながらも動けませんでした。

The COSMOPOLITAN of Las Vegas開業の日に

2010-12-15 | KA
 どうしても洗濯がしたくて、忙しいのにすることにしました。
 つみれ団子、お餅を作り、野菜を切って、こぶだしを用意して、ご飯をセットして……と“うどんパーティ”に向けて着々と準備。器とお箸の準備をすると、一瞬休憩。仕事にエネルギーを蓄えました。
 仕事場で時々“うどんパーティ”のことを考えている自分が居ました。これでショーが上手くいかなかったら大変です。
 新しい衣装が来ました。「どうしてまだそんなの着ているの?」という感じで、新しいものを持って来て下さったのですが、以前に比べたら、使用している衣装もまだまだきれいという感じです。新しい衣装を着て練習し、様子を見て、デビューとなります。
 二回目のショーの前に、ビクトリアが来て、ZEDのチケットのことを話してくれました。一人のアーティストの為に、さらに、私事なのに、アシスタントカンパニーマネージャーがこうやって動いて下さるとは本当に有難いです。
 二回目のショー、キャプティビティの前にトレーニングルームへ行くと、今日も彼がトレーニングルームを占領していました。
 昨日十二時から練習があったジェニファー、その後走り込んだりして、ショーの後疲れていました。今日はバトルフィールドとビーチの練習があり、そして、ショーの中ではエネルギッシュにあれだけの演技しているジェ二ファーは凄いと改めて思いながら、励まされながらいました。
 客席が空いていました。“The COSMOPOLITAN of Las Vegas”は、こんなに街が空いている時季に開業するのかと思いました。
 さて、仕事が終われば“うどんパーティ”。みなさんのご到着が早く、洗濯物を片付ける時間もなく。亜梨ちゃんが手伝ってくれたので、とても助かりました。時間はあっという間に経ちました。

閑散

2010-12-14 | KA
 クリスマスプレゼントが届いていて、カードの名前を見ても誰だか分かりませんでした。“Gail”とも見えます。でも名字がどう見ても彼女の名字ではありません。サラに見てもらってったのですが、彼女もゲイルと言います。確認すると、ゲイルはまだ出勤していませんでした。その後、どなたからのプレゼントか分かりましたが、それでもその名前をそう読むことはできませんでした。他に元KAのカツラ担当の方と、ロスアンゼルスにお住まいのしばらくお会いしていない方からクリスマスカードが届きました。
 マルクは『Believe』を観に行ったそうですが、あまりお気に召さなかったようで、いろいろと話していました。
 週頭のミーティングで、シルクデュソレイユが制作中の映画の話が公けになったと言われました。
 今日は、ビーチのシーンに以前使っていて一度引退させたコルクを、湿らせてみたので、その様子を見るトレーニングがありましたが、まだ湿り気が足りないとのことで、今日も砂がないビーチでした。新しいコルクは予定では金曜日に着くそうですが、その後、同じように湿らせて、埃が立たないようにするのに約十日掛かるそうです。
 フルートをデビューさせることにしました。今まで使っていた物、もう少し使えそうですが、表面加工が剥がれてきていて、不安でそのまま使うより、換えることにしました。デビューは十六番を、と思っていましたが、その前から育てていた十七番にしました。
 縫工筋の起始部辺りが本当に固いです。大丈夫かと不安になります。そのこともあり、緊張をさらにしていましたが、自分の動きが早く、曲がゆっくりに聞こえたので、落ち着かせて、何とかなりました。一回目。じっくり見て頂いての拍手という感じで、良い出だしでした。二回目、フルートを二本持つと髪の毛が口に入りました。スピン後位に拍手を頂いたのか、雨が降っているような、何かそんな音がしました。
 最後のお辞儀にジェスター役が出て来ると、マイケルジャクソンのように踊り、幻滅。言いたいことを我慢するのが通常ですが、今日は思い切ってステージマネージメントに言いました。こういうのは本当に残念です。
 ジョッシュアの友達が来ました。南アフリカとオーストラリアから。写真をトレーニングルームで一緒に撮りました。とてもきれいなお姉さま方でした。
 クリスマス前のラスベガスの街は閑散としています。

Sinatra Dance With Me

2010-12-13 | 日記
 九時前に起きました。捗り良くいろいろと用事を済ませて行くことが出来ました。郵便局は長蛇の列。そのまま買い物にも出掛け、冷凍のうどんを買ってしまいましたが、勢いで全部の用事を済ませて帰ってもまだ一時でした。
 予定されているうどんパーティの為に部屋を片付けたり、とても良い調子。コンピュータに向かわないで用事が済まされて行くのは、何だか嬉しいです。
 夜はフランクシナトラのショー『Sinatra Dance With Me』に。出演者の一人、黒人さんは凄かったです。「あれ?」と思った彼女は、多分知り合いのダンサー。
 それからイタリアンに行き、前菜とティラミスを食べました。予定していた流れ星は見に行けませんでしたが、いろいろなことが出来ました。お誘いのあったパーティにいけなかったのも申し訳なかったです。
 さて、夜はコンピュータに少し向かわないといけません。

マジック・フォーレスト

2010-12-12 | 日記
 明け方までカード作製のことをしていたので、五時頃寝ましたが、朝は九時に起きました。「おばあさんみたい。」と言って笑いました。印刷をしてみると、良い感じです。
 ランチにお誘い頂いていたので、出掛けました。横断歩道を渡っている時に、信号を待っていた車は、お誘い頂いたご夫婦の車。ご挨拶をすると、声を掛けて頂き、すぐそこのお店へ行くのに、車に乗せて下さいました。久しぶりにお会いしていろいろ話していると、なんと誕生日がご一緒ということが分かりました。最近、ヴァレー・オブ・ファイアにもいらしたそうで、写真を見せて頂きました。たくさんの話を伺い、また、食べ放題のお店でしたので、たくさん食べました。帰りは、お土産で頂いたチョコレートが重いだろうからと、アパートはすぐなのに、また車で送って下さいました。
 帰ると印刷の続きをして、ウインホテルの劇場に明日のチケットを引き換えに行きましたが、当日でないと引き換えられないとのこと。プレゼントにするチョコレートだけ買いました。手芸屋さんでは、ステンシルに必要なものを買いました。今日は半額。それから、頼まれていたものを買いに、少し遠くまで行きました。買い物は無事に済みましたが、外は暗くなっていて、そこまで行ったら行きたいと思っていたレッドロックへは、それから向かうような明るさではありませんでした。
 アパートに戻ることに決め、車を走らせていると、『マジック・フォーレスト』が行なわれているのを思い出し、チケットも丁度持っていたので、行くことにしました。駐車場に着くと、たくさんの人、親子連れ。たくさんの子供達は、ワクワクしながら長い列に並んでいました。
 中はとてもきれいでした。子供が喜ぶのが分かります。そして、きっと子供達は毎年ここに来るのを楽しみにしているのだろうと思いました。それにしても良く作ったこと。
               
 こういう所は、ゆったりとした気持ちでのんびりと歩くものでしょうが、予定していなかったことなので、日中暖かかった為に上着も持ち合わせておらず、肌寒さと、やることもたくさんあるので、一通り見ると帰りました。
               
 朝早かったので、さすがに早く寝ました。結局今日は一食。どうにかしています。