のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

イヴァンのお誘い

2010-12-11 | KA
 父役が代役の時、アーチャーズデンでは本当に子供らしくしないといけないと。それはどうなのかしら、と思います。
 その人は私を困らせたいのだと思います。もしも私がその人の立場でしたら、アーティスト達に場所を空けるように言うでしょう。そのことを話していたら、涙さえ出ました。
 イヴァンがお寿司屋さんに誘ってくれました。彼からの誘いは初めてなので行きたいと思いましたが、自転車ではMGMから一時間以上掛かる場所。彼は車で送ってくれると言いましたが、気持ちも沈んでいて、しばらく考えていました。ショーが終わり、また声を掛けてくれたので、自転車でアパートへ戻り、自分の車で行くことにしました。一生懸命に自転車を漕ぎ、急いで車に乗り換えお店に行くと、丁度煙草を吸っている仲間が外に居て、迎えてくれました。入り口に置いてあるメニューを持って中に入り、初めてのレストランなのでじっくりとメニューを見て注文すると、なんとラストオーダーが終わっていました。家に帰って何か食べようと思うと、みんなが少しずつくれました。おいしいものが、余計においしく感じたように思います。
 帰るとまだ午前一時半。いつもより早くらいで、笑いました。
 食欲はありますが、あまり量を食べないうちにお腹がいっぱいになるちょっとおかしい週。それでもエネルギーはあるという不思議な週でした。

砂なしビーチ

2010-12-10 | KA
「ノリコはベジタリアン?朝早いからと思ってみんなに買ってきたのよ。」
 ジェニファーは、いつも人に優しく、気が利きます。イングリッシュマフィンサンドを買って来てくれました。ソーセージが入っている方がおいしいと言って、私がベジタリアンではないのが分かると、そちらをくれました。
 イベントのお手伝いの為にお化粧をしながら、クリスマスの飾り付けの話。お掃除の人に申し訳ないので、今年はきれいに剥がれる飾りつけにしたと。大人になりました。
 朝十一時半までにお化粧を終え、衣装に着替えてカツラをつけて出発しました。出掛けた先には、自転車がたくさん並んでいました。そして、ラジオ局の方とテレビ局の方。
 車を開けると、たくさんのクリスマスプレゼントがこぼれおちました。それを私達は袋に分け入れました。シェリーとジェニファーは、キャラクターになって何かをするこういうお仕事に慣れているので、たくさん助けてくれました。DJをしていた人は、駐車場に作られたステージというよりももっと高い位置にいらして、そこにはテントがあり、そこで九日間過ごすそうです。
 テレビカメラの前でMGMの方が話している時、私達は周りでキャラクターになって賑やかしていました。私は、シェリーの隣にいたのですが、彼女は、そこはテレビ画面に入っていないだろうと自分の位置を譲ってくれ、しかし自分の行き場所が無くなって、後ろで飛び跳ねていました。
 身体を動かして、フルートを持って踊り始めると、何とも身体の硬いこと。自分で感覚がなくて、これほど身体が動かないのは珍しいです。もう一度身体を動かしてから通すと、少しは良くなりましたが、胴体が全然動いていない感じでした。
 本番は、少し力強くなってしまった気がしますが、胴体も動きました。
 今日から砂のないビーチのシーンです。少し残念ですが、このシーンが全く抜けてしまうより、良いと思います。
 二回目は満席に近いほどお客様が入っていました。そして、最後はたくさんの方がお立ちになって拍手を送って下さいました。

クライム戻る

2010-12-09 | KA
 大切な友人からメールが届きました。嬉しく、元気になります。
 『TWIRL』というメールマガジンのインタビューがありました。彼女は本当に良く調べていらして、驚くほどでした。
 コルクを捨てているのを目にしました。ビーチの場面は砂なしでやることになるようです。クライムは、戻りました。
 一回目、エネルギーがあり過ぎて、バトンをはじきました。取れたので良かったです。影絵の時は待ち切れずに出て行ってしまいました。エネルギーが満ち溢れている時は、充電しておけないものかと思います。
 二回目、影絵の時にコンタクトレンズが取れました。みなさん近くで観て笑っていらっしゃるから、大きく目を開けていたら落ちました。目の下に落ちたので、指でつまんで口に入れました。
 ショーが終わると、お客様を迎えていたアーティストが私のことを紹介してくれました。彼は、「バトンをしていた人。」と言っただけだと思いましたが、彼らは一歩下がって驚いていました。

ビーチ、クライム、デュエットなし

2010-12-08 | KA
 曇り空で少し寒かった朝ですが、出掛けるころには晴れました。
 ピラーティスを終え、ステイシイの部屋でミーティングが行われているのを横目で見ながら通り過ぎ、階段を下りました。すると「ノリコ、ステイシイのところに来て下さい。」と呼び出し。すぐに戻りました。
 今日は、ビーチの場面が出来ないとのこと。アーチャーズデンから影絵に直接行くから、「あなたは走らなくてはならない。」とのこと。計画をホワイトボードに書いて説明して下さると、オートメイションがこの為に直した舞台の動きを丁度モニターで観ることが出来ました。四時から四時半頃リハーサルをしてみるとのことでしたが、その時間にカツラ合わせが入っていました。しかし、それはキャンセルするとのこと。それなら時間は大丈夫だと思い、昼食をとっていました。すると、衣装部屋の方がいらして、カツラを作って下さっている方がいらしているので、カツラの合わせは今日でなければならないと言われました。都合の良い時間を訊かれましたが、リハーサルが何時に始まるか分からないので何とも言えず、遅いよりは早い方が良いので、お昼を半分でやめて、すぐに試着をすることにしました。四時前に終わったので、メイクを始めると、アーティスティックコーディネイターがいらして、少し話すと、すぐに呼び出されました。
 パスレイルと呼ばれる花道のような部分は、安全を確保するためのエアバッグの準備が間に合わないので使えないとのことで、影絵は客席から出るように言われました。舞台の準備が整うのを待ち、準備ができるとアーチャーズデンで使われるタタミと呼ばれる舞台にのり、その舞台が引いていき、私が舞台から降りて客席とのドアまで行き着くのに、どれだけ時間が掛かるか測りました。「競争するように走らないでね。」と何度も言われていたので、軽く走りましたが、時間は充分ありました。それから、もう一度舞台をセットし直して、今度は照明付きで行うことにしました。普段はパスレイル横にあるライトで安全を確保できたか知らせることになっていますが、客席に出て行くとなるとそのライトのところで待機は出来ないので、ステージマネイジメントがついて下さることになりました。シェリー達も客席を使うので、私はいつものところではなく、二列目の椅子の陰に隠れました。いろいろなことを確認して、大丈夫と言うことになりました。
 戻るともう四時五十分でした。舞台を動かすのに時間が掛かるので、こういうリハーサルには時間が掛かります。それからお化粧を急いでして、ヨガに急いで向かい、六時から特別のミーティングがあるというので早目に終わりにして頂いて、一度通し練習をして、ミーティングに向かいました。ミーティングでは、昨日の電球のことで今日はクライムだけではなく、ビーチの場面も出来ないことを伝えられました。ビーチで使われているコルクにもガラスの破片が見付かった為とのことでした。コルクは全部を取り替えるようですが、ポルトガルから来るコルク、一度六月に注文を入れたところ、その会社で火事があり、その後は運搬に問題、ストライキがあって、届くのに時間が掛かるようでした。古いものを掃除して、水分を含ませて、ショーで使えるようにするには最低四日間は掛かるということ。今週いっぱいは、ビーチの場面をカットすることになるだろう、クライムは、もしかすると二回目はできるかもしれないとのことでした。私がどう走るかも事細かに説明され、他に大きな変更があるアーティストの名前と、どう行動するのかが言い渡されました。ビーチの場面がカットされるのは、ショーが始まって以来、初めてのことです。
 一回目のショーの為に待機場所に向かいながら「グッド・ショー。」といつものように声を掛け合っていると、「ハッピー・ランニング!」とプロップスの方に言われました。私はにこっとしました。
 アーチャーズデンの後、いよいよ走り始める時に、父役が少し邪魔で、衣装部屋の人とその後ろを歩くアーティスト二人位が邪魔でしたが、間に合いました。ステージマネイジメントも一緒に客席を走って下さって、安全ネットの確認を知らせて下さいました。いつも走っていますし、今日の距離はそれより短いので、思ったよりも大変ではありませんでしたが、それよりもクライムもなく、身体の動かしが足りないかと思えるほどでした。
 いつも精一杯のことをしようと思っていますが、ビーチも、クライムも、この後のデュエットもない今日は、“しなければならない”という感じでした。無事に踊り終えられて良かったです。ところで、私達クリフデッキに入っていますが、それは大丈夫なのでしょうか?
 スレイヴケイジに向かう時、シェリーが、「ここまででいつもより十五分早い。」と言いました。お客さまに申し訳ないと言い、ライオンキングとか、代役の時はお知らせが出ていたり、何か問題がある時もお知らせがあるのでしょうがないと思うが、KAはそれがないからと本当に申し訳なさそうに言いました。彼女は「私は、影絵を長くやることだってできるのよ。ショーの時間が二十パーセント短い分、チケットの割引があっても良いくらいだと思うわ。」と。
 ビーチがないので、ヒトデもカメもエピローグに出てきません。イモムシのズラがその隙間を埋めるように、演技を長くしていたのは可愛く、経験を積んでいると思いました。お客様の前に出てからミュージシャン達の方を振り向くと、舞台ががらんとしていました。ショーは二十分程早く終わりました。ショーの開演時間が今と違っていたとき、一回目のショーの後に今よりも長い待ち時間がありましたが、今日はその時を思い出しました。
 ズラがモンゴルの赤ちゃんのことを話してくれました。お医者様は、産まれてくる赤ちゃんの性別を言ってはいけないことになっているそうですが、いわゆる“袖の下”で知ることも出来るそうです。しかしながら、それが外れることがあるそうで……。
 さて二回目。一回目は上手くいきましたが、ここで安心してはいけません。二回目こそ、注意深くしないといけないと思いました。ジュリアが、「グッド・ショー、グッド・ラン!」と言いました。アーチャーズデンの後、父役は相変わらずでしたが、一回目で邪魔だった人たちもよけてくれて、スムースに走れました。少し余裕があったので、少し演技も付け加えられました。
 今日は隠れたところの席にお客様はいらっしゃいませんでいたが、明日は空いていないかもしれないので、上手く隠れられるかと考えながらいました。
 二回目のエピローグの前、ブライアンが、ソノマでのチャリティーショーでお世話になった方がいらしていると教えてくれました。ショーが終わるとカツラを取り、彼女にお会いして、衣装を脱いで、トレーニングルームへ行きましたがまだ二十三時。
 今日のショーは、双子の男の子に関係する場面はそのままで、女の子の場面が三つ抜けていました。物語が、分かり難かったことでしょう。私は次々に走って登場していたような感じでしたから、こちらの繋がりは分かり易かったと思われます。次々に出番なのは、もしかすると身体には良さそうですが、本当にお客様には申し訳ないです。明日はせめて、クライムが入りますように。
 多田先生から嬉しいメールを頂きました。ありがとうございます。

電球が落ちた

2010-12-07 | KA
 今日も暖かいです。半袖に上着を着て出掛けると、着いた頃にはうっすらと汗をかいていました。
 ラスベガスの街を走り回って見付けられなかったランチ袋の注文を、ウエブページからしました。
 サイモンが、「スケジュールにあなたの名前がありましたが、その時間はあなたしか使えないのですか。」と訊いてきました。丁寧な人です。
 ボランティアをした合計時間が、ある時間を超えていれば、会社がお金を出し、ボランティアをした先に寄付してくれるとのこと。ソノマでの活動は、これに相当しそうなので、手続きをしたいと思います。
 一回目のショー、影絵の後にシェリーが客席に下りてきました。何か問題があったようで、退場の仕方を急遽変えました。クライムは途中で終わりました。問題は、クリフデッキの電球がエアバッグに落ちたということでした。二回目のショーは、クライムを初めからしないことになりました。二回目のショーが始まるまでに割れた電球のガラスを拾い切れなかったようです。でも、落ちることを想定していない場面、安全を確保するためだけにエアバッグを使っている場面では、使用しました。それを知らなかったのか、矢を吹くアーティストが現れませんでした。
 一回目のショーは曲が少しゆっくりに聴こえて、少し硬めの身体の動きに丁度良い感じでした。ゆっくりに聴こえたので、硬めの身体でも伸びやかに舞えた気がします。二回目は眠さで大変でした。
 『MATSURI』の出演者、シルクに入るのが夢という方が、彼女といらして下さいました。それからダンサーから靴のデザイナー転身した方にお会いしました。私のことをとても気に入って下さって、いろいろと話をして下さり、彼のデザインした靴もたくさん見せて頂きました。元ダンサーの彼です。履き心地にも気を配っているようで、たくさんのセレブリティの方が彼の靴を履いているそうです。

一歳の男の子の本

2010-12-06 | 日記
 家の中は半袖でも大丈夫、洗濯物を外に干す時もそれで大丈夫。暖かです。
 レノに行くという友人のお蔭で早起き。眠くなったら昼寝をすればよいかと、活動開始。昨日の雨がカラッと晴れて洗濯日和。自転車もきれいに磨いて、ブレーキも直しました。次回ブレーキの調整をする時は、ワイヤーを取り換えないといけないかもしれません。何年も前、ベッキーがここに来て、自転車を調整し、掃除までしてくれたことを思い出しました。自転車は、磨くだけではなくチェーンまで洗うことを、彼女から学びました。
 父が、アラスカで釣った魚を大きな段ボールで送ってくれたのも、何年も前。その段ボールは、靴の収納に使っていましたが、引っ越していく友達に引き出しなどを頂いて、使わないで済むようになりました。捨てようと思い居間に出し、それでも捨てられず、しばらくそのまま置いてありましたが、昨日ちょっと外に出し、忘れてそのままににしてしまったので、雨でビチョビチョ。いよいよ捨てました。
 アイロンプリントをするランチ袋を探しに行くついでに、子供の本を探しに行きました。今年のエンジェルツリーから私が選んだのは、一歳の男の子からの本のお願いでした。あれもこれも楽しい本。本当に、悩んでしまいました。それにしても、中身が同じようなのに、対象が一歳からとか三歳からとか開きがあります。可愛くて簡単なクリスマスらしい本と、九カ月からと書いてありますがとても難しそうな動物の本にしました。結局、ランチ袋は見付けられませんでしたが、インクを買って準備をすることが出来ました。
 帰宅すると、急いでスコーンを作って『Le Reve』へ。前回観た時は、今日のチケットを譲って頂いた日本人アーティストを見付けることが出来ましたが、今回はなかなか見つけられませんでした。終わると彼女に会い、舞台裏をご案内して頂きました。ドラムのクラスで一緒だった人がたくさんいました。
               

ラスベガスマラソン、日本人パフォーマーの紹介

2010-12-05 | 日記

 ラスベガスマラソンの日、暖かくて良かったです。交通規制があり、会場まで車で辿り着けるのか心配でしたが、トロピカーナ通りはエクスカリバーまで行くことが出来ました。そこに駐車をし、歩いてルクソール駐車場に設けられた“ラスベガスマラソン・アジアンファンサイト”に無事着きました。
 会場は、いろいろなブースで囲まれていて、舞台では様々な演技が繰り広げられていました。私は、ラスベガスで舞台に立つ日本人パフォーマーの紹介に参加をさせて頂くことになっていました。全員ではありませんが、全部のショーから数名が参加をしていて、こうして顔を合わせることが今まで無かったので、舞台裏で待機をしている時に、椅子を円く並べ、みなで話をしたことがとても楽しかったです。舞台上では、全員が一列に並び、それぞれに同じ質問が向けられたので、とても長い間、舞台に立つことになりました。
 終わると、何人かの知り合いの人と話をしました。また、ブースではアロマセラピーの説明をして頂いた
り、KAの中国人の通訳をしている方には、お店のラーメンを頂きました。『Viva Elvis』のダンサーは日系人だと思っていましたが、「お父さんもお母さんも日本人。百パーセント日本人なのですが、アメリカで生まれたので、国籍はアメリカです。」とのこと。十歳からハリウッドでご活躍されているとのことで、まだ二十一歳とお若いのに、自立しています。
 その内に曇ってきました。そういえば、走っているみなさんの応援を全くしなかったな、と思いながら買い物をして帰りました。帰ってから、冊子をブースに置かせて頂いて、そのまま帰ってきてしまったことに気付きました。たくさん持って行ったので、きっと残ってしまったことと思います。重たい冊子をどなたかが処分しなくてはならないことになったと思い、申し訳なく思いました。
 雨も降りました。マラソンの間はお天気で、本当に良かったです。アイロンプリントの原稿作りをしていると、友人が来ることが分かりました。アイロンプリント用の印刷紙を買い行き、肉じゃがの材料も買いに行きました。


エピローグの衣装着やすくなる

2010-12-04 | KA
 曇り空。朝でも部屋に灯りが必要でした。
 ベルを叩いて鳴る目覚まし時計が最近鳴らず、電池を換えましたが、まだ鳴りません。これは外れてしまって中に入ったつまみが、叩くところを邪魔していると思い、開けてみるとその通りでした。つまみを戻して無事に鳴るようになりました。
 新しいアーティスト、マルクに、「あなたは、機械みたいに練習するって誰かが言っていた。」と言われてしまいました。そんなことはありません。
 首が寝違えたみたいに痛みます。首を動かすと外れてしまいそう、抜けてしまいそうな瞬間があり、怖いのです。痛みがある時の緊張と、昨日ショーに出なかった緊張がありました。父役が頭を触れただけでも痛みました。
 一回目のショーは、じっくり見て下さったような拍手を頂けました。
 エピローグで着る衣装、襟がしっかり立つように、中に細工がしてあります。そこにもう一工夫して頂きたいともう何年も思いながら、ショーが終わるとほっとして、いつもいつも忘れてしまっていました。そして今日、ようやくお願いすることが出来ました。ほんの少しの工夫で、とても着やすくなりました。本当に、もっと早くお願いすれば良かったです。
 居酒屋の予約を頼まれました。ナルドの誕生日。ついでに私も誘って頂きました。

カートを運転するお兄さんの優しさ

2010-12-03 | 日記
 窓を開けておけるほど暖かい朝。
 膝がロックされていたのは治りました。身体の歪みは治っていませんが、それは午後にカイロプラクティックで治るはずです。今の身体はどうなっても良いかな、と少し投げやりな感じでバレエに行きました。今日のバーは、ほぼ口だけの説明でした。センターになった時、全員かと思い、五番ポジションで立っていました。他の方がキョロキョロして抜けていくのを不思議に思い、曲が始まり、先生が何かおっしゃっていたのは、三人ずつと言っていたのだと分かりました。自信のじの字もないのに、初めのグループになってしまいました。アレグロになる時に丁度一人帰り、私はあとのグループに入れたのですが、今日もまたついて行けませんでした。身体は、バレエをして調子が良くなった気がしました。
 カイロプラクティックでは、とても気持ち良くアジャストをして頂けました。身体が真っすぐになっていますように。
 ジュのクラスの為に、トレーニングルームに入れないので、ピラーティスを通路のちょっとしたスペースでやっていました。昨日私は確認をしたのですが、ちゃんと聞いていなかったようです。
 サイモンは京劇の後にクラシックバレエを習ったそうです。だから余計に身体のことを気にしているのだと思います。ちょっと不器用そうな彼ですが、今の私にとても興味深い人です。
 ラスベガスマラソンの日に、ラスベガスのショーの日本人出演者を紹介して頂けることになっていて、その時に、チラシを持って来ても良いと言われました。広報の人にお願いすると、用意して下さったのが冊子で、それもたくさん用意して下さり、とても重いのです。保管場所から運んで下さったバックステージテクニシャンが、「一人じゃ持てないよ。」と言う程でした。ラスベガスマラソンの当日は、交通規制があるので、自転車で行こうと思っていたのですが、どうしたものでしょうか。重たい箱を持って駐車場に向かい歩いていると、MGMのカートが近付いてきて、「駐車場に行くの。」と言って荷物と私を載せて運んでくれました。さらに、そのカートを駐車場に停めると、重たい箱を持って車まで運んで下さいました。優しさに涙が出そうでした。

フタリデガンバリマショウ

2010-12-02 | KA
 チェーンを掃除した自転車は快適です。早く掃除をしたら、歯車も削れなくて済んだかと思い、「歯車くんごめんね。」とつぶやきました。
 珍しく、カイロプラクティックの予約を前日に行いました。身体が曲がり過ぎています。
 影絵が終わると、シェリーが日本語で話しかけてきました。このショーにロベール・ルパージュさんがいらしていると聞いたと言いました。代役が多い日でしたので、彼女は「ザンネンデス。フタリデガンバリマショウ。」と励ましてくれました。私は刺激となり、ほど良い緊張が走りました。舞台では、ロベールさんのアドバイスや、振付がまだ完成していない時に方向性を確認するために初めてご覧頂いた日のことなどを思い出していました。七年目を迎えいらして下さったのかと思いながらいました。
 ロベールさんにはお会い出来なかったので、本当にいらしていたかどうか分かりませんが、前から三列目に、今、ジュのクラスをしている先生とピエール・ルックは見えました。
 二回目のショーが始まる前、サイモンがどうしようか迷うようにしながら話し掛けてきました。「ぼくは、KAを観る前に、あなたのことをYoutubeで見ました。KAに出ることになり、毎日お目に掛かれるのが嬉しいです。」丁寧に英語で話して、「尊敬します。」と言いながら深々と頭を下げました。
 二回目のショーは、夢の中に行ってしまいそうなところを、一生懸命に戻して、でも強くならないように、優しく舞うように心掛けました。無事に終わって良かったです。
 乾燥しているのでしょう、爪と指の間が割れます。今日は左手親指。痛いです。