山頭火つれづれ-四方館日記

放浪の俳人山頭火をひとり語りで演じる林田鉄の日々徒然記

ひらひら蝶はうたへない

2004-12-01 13:16:15 | 文化・芸術
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言の葉の記

冬ごもり 春さりくれば 飯乞ふと 
草のいほりを 立ち出でて 里にい行けば
たまほこの 道のちまたに 子どもらが 
今を春べと 手まりつく ひふみよいむな
汝がつけば 吾はうたひ あがつけば なはうたひ
つきてうたひて 霞立つ 長き春日を 暮らしつるかも


――良寛「手まり」

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