山頭火つれづれ-四方館日記

放浪の俳人山頭火をひとり語りで演じる林田鉄の日々徒然記

移つてきてお彼岸花の花ざかり

2004-11-06 02:32:35 | 文化・芸術
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山頭火のモノローグ

わしが探し求めていた其中庵は熊本にはなかった。――
嬉野にも、川棚にもなかった。―― 
ふる郷のほとりの山裾にあった。―― 
柿の木にかこまれ、木の葉が散りかけ、
虫があつまり、百舌鳥が啼きかける、廃屋にあった。


まさに、廃人、廃屋に入る、―― 

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