兵庫県の旅の続きです。
石田えいじさんのお墓参りをしてから
もう一軒、訪ねたいところがありました。
先日の、あるぴいの銀花ギャラリーでの作品展では
震災直後という事もあり(ガソリンも無く、計画停電実施中)
在廊してもらえなかった、藤本イサムさん 満里子さんの
お住まい&ギャラリーです。
前回の作品展から3年。
電話では、元気な声を聞くのですが
やはり、あの豪快な笑い顔が見たくて
寄り込んできました。

「石の家」として、いくつかの雑誌にも取り上げられている
藤本さんのお住まい。
通りに面した石の外壁は、すっかり蔦に覆われていました。
正面は?


それは、それは、素敵な佇まい。
季節の風が 心地よく 吹き抜けていきます。
声をかけると
「なんじゃー、たけしか?」
「お前、突然何しに来たん」
「まーあがれ」
相変わらずのパワフルさ!
藤本イサムさんの この元気に、笑顔に会いたかったんです。

久しぶりなのに
ろくな挨拶もしないで
さっそく探検を はじめてしまいました。

見憶えのある「お福さん」
もしかしたら、卓と椅子は、在廊できていたら
先日の作品展で届く予定だったモノかもしれません。
壁に使われている石は、すべて イサムさんが、自分で割ったもの。


素敵に掛けられている ホウキたち。

これは満里子さんのセンスですかね?
イサムさんらしさといえば、コレ!

背もたれに シャベル(東日本ではスコップかな)の柄が使われています。
他にも、お孫さんの為に作ったのか
リンゴ好きだから、こうなってしまったのか

たのしい、たのしい、お住まいです。
満里子さんも加わって、ふたりの笑い声がいつまでも響きます。

さて、そろそろと立ち上がると
「持ってきたで~」・・・・

椿野浩二さんが登場。
これは、ほんとに想定外でした。
もう ひと盛り上がりしてから
帰ってきました。
藤本さん、突然 訪ねてスイマセン。
でも、次も アポなしで行きますよ!
もう少し時間に余裕を持って
さらに探検しに行きます。
つづく?