2011年8月23日(火)
新潟県柏崎市高柳町にある
ギャラリーグルグルハウス高柳へ行ってきました。
グルグルハウスの代表は、今井伸治さん
あるぴいの銀花ギャラリーでも 作品展を
開催してくれている あの今井伸治さんです。
昨年の 「キューブ」は 憶えている方も
多いかもしれません。
高柳町の中心にある、この建物が
グルグルハウスです。
右に回り込むと
企画展示スペースです。
現在は、「加藤 晋」さんの日本画展を開催しています。
9月11日(日)までです。
左へ回り込むと
常設展示スペースです。
あるぴいの銀花でも おなじみの
川瀬雅子さんの作品もありました。
楽しい ハチのおうち。
横の窓ガラスには
仲間の入りたいのか?
本物のハチが ようすを伺っていました。
今井さんの作品は「キューブ」が 飾ってありました。
そして 懐かしい「板絵」も。
気になるのが 2階です。
薄暗い階段の先に なにやら棚があります。
登っていくと
ものすごい数の電話です。
ナント2階は 電話の美術館。
階段を登りきると
電話室。
ぼくの時代は、電話ボックスと言っていましたが
昔は こんな感じだったのですね。
懐かしさを感じる 公衆電話も
この時代のは 使ったことはないです。
まだまだ進化中の 電話の美術館。
奥の方では 製作途中の棚もあり、電話も まだ整理途中のようです。
不意に 電車のおもちゃを発見。
って、これも電話でした。
この棚の中も、み~んな電話。
ひとつ ひとつ見て行くと、あっという間に時間が過ぎていきます。
次回は、完成した頃に 探検しに行きたいと思います。
外へ出ると、企画展示スペースの斜め向かいに
パネルが 貼りついた 家がありました。
入口には、説明書きが
2010年12月12日 12時に 20人が
その時見た景色、モノ、人を 同時刻に
撮影するという 面白い企画の パネルでした。
中は、回廊にするための工事の途中。
目の前の梁の 真ん中に、ツバメの巣がありました。
こちらも 完成が楽しみです。
完成しても、ツバメが巣作りしてくれると うれしいですね。
その後、車に乗って 茅葺き集落へ
この地図に のっている茅葺きの屋根の建物が
数件 取り壊しの計画があがり、今井さんは
その内の 一棟を 手に入れる事ができたそうです。
ただ、茅葺きが 古く、崩れそうなので
他の取り壊す棟の 茅葺きをもらえる事になり、
雪が降る前に 葺き替えるそうです。
この茅葺き集落群は、泊まる事もできるそうです。
この日は 生憎の雨で、同じく埼玉県から来ていた
美大の予備校生たちのスケッチも 茅葺きの建物内から
行われていました。
壁や柱、梁などには 集落近くの伝統和紙が貼ってありました。
スケッチしていた田んぼは
穂が育ってきたところ。
おいしい お米になってほしいです。
高柳や 松代は、棚田の美しい所。
本当は、左側にも 棚田があったのですが
7月のおわりの 大雨で崩れてしまったようです。
今日のニュースで、明日の晩から3日にかけて
台風が上陸するとのい事!
この棚田だけでなく、道中は 崩れたところがいっぱいでした。
まだ地盤が落ち着いていないのに、台風が来るなんて・・・
美しい棚田も、実った稲も、無事である事を祈って。
今回の旅で出会った 生き物は、近いウチに 報告します。
忙しいなか、いろいろと案内してくれた 今井さん。
ありがとうございます。
写真を撮ろうとしても すぐ逃げてしまいました。
代わりに
茅葺き集落からの帰り際に
ホオズキをくれた おばあちゃん
ありがとう。
うれしかったです。