さいたま市内にお住いの 金工作家 関根正文さんの
銀錫器&jewelryが、はじまりました。
銀錫(ギンスズ)は、柔らかい錫に 少量の銀を加えた合金です。
銀を加える事により、見た目も美しく、強度も上がり、変色も少なく
簡単なお手入れで 末永く使えるのです。
今回の展示は、うつわや酒器、花器を中心に シルバーの装飾品も並びました。
板状の銀錫に石目を付けて、自作の鏨(タガネ)で 文様が彫られています。
1手1手 掘り進めた鏨の目に、木の年輪や川の流れのような
柔らかな動きを感じます。
石目と鏨目が活きる 角皿。
実際に 金属の器を暮らしの中で使っている方は少ないと思います。
でも、割れる事もなく、形が変わっても手直しできる器は 本当に便利に
使うことができるのです。
これから 熱を感じる季節になってまいります。
見た目にも 涼やかな 銀錫の器を、あなたの道具にしてみませんか。
関根正文 銀錫器 & Jewelry
2014年5月22日(木)~6月2日(月)
11:00 ~18:00(最終日16:00まで)5/27火曜休み
皆様は 日々の暮らしや食卓で金属を使っていますか?
金属と聞くと重く固く冷たいイメージから扱いづらい印象ががありますね。関根正文さんが扱う素材「銀錫(ぎんすず)」は、融点の低い錫に銀が加えられた合金で、変色にも強く独特な臭いもなく 柔らかさを感じさせてくれます 。
型を使うのではなく手仕事で打ち出されたラインは、金属らしいシャープさを持ちながら鍛えられた強さと優しいデザインで、暮らしの中に心地良く存在してくれるのです。
銀錫の器以外にも、伝統技法を活かしたシルバーのジュエリーの仕事も見せてくれます。
これからの季節に、涼やかな手仕事に出会って下さい。
(あるぴいの銀花ギャラリー 阪 健志)