ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

Honda Silk Works 工房

2019年09月24日 12時31分24秒 | ギャラリー樟楠
 

 
京都の街並みから、車で小一時間の自然豊かな集落に本多さんご夫妻の工房Honda Silk Worksと 暮らしがある。
 
 

 
6月、3度目の訪問となる京都の集落で、丁度、はじめて使う地域(国産)の繭から糸を引く時間にであった。
 
 

 
煮えた湯の中で出番を待つ繭、愛おしそうに糸を手繰り座繰りをはじめた さくらさん。
 
 

 

 

 
心地好い仕事の音に合わせるように、糸が引きだされる繭が湯の中で踊る。
 
 

 
程なくして、窓辺に並んだ機から、力強い織りの音。
 
 

 
京都の山を前にして、祐二さんが織りはじめた。
力任せではなく、やさしさのある強い音が全身に響く。
 
 

 
耳を抜けて心に残る音。
 
 
2016年の新春に離れた秩父。
養蚕だけでなく、桑畑から染色、織り、すべてを自分たちで賄った秩父。
でも、織りを仕事として暮らしていくのに、すべてを自分たちで賄っていると、織れる数も少なく、知識の広がりも狭くなってしまうと、京都で修業をするために秩父を離れたのです。
 
他のお弟子さん達との共同生活からはじまった2年間の修行、独立後も修行した京都の地に根付き、丁寧な暮らしと誠実さのある仕事で、これから大きく羽ばたいてゆく。
 
 

 
そんな、ふたりの今しか織れない、音を纏った布にであってほしいと願います。
 
 
今日明日(9/24・25)連休をいただきます。
26日より最終日まで、バイサオウの日本茶喫茶。
28日は、タロー屋の秋酵母パンの販売日です。
 
祐二さんとRIRI TEXTILEの和泉綾子さんの在廊も予定しております。
 
 
布に流れる音
Honda Silk Works
RIRI TEXTILE
 
9/14(土)~9/29(日)
11:00-18:00(最終日16時まで)
火・水休み
 
本多祐二 9/28・29在廊 
本多さくら
和泉綾子 9/22・29在廊
 
 
ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町 1-147
048-641-9156
 
 
 


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木綿のショール

2019年09月24日 11時55分47秒 | あるぴいの銀花ギャラ...
 

 
今日明日(9/24・25)は、お休みをいただいております。
 
熊本から在廊してくれていた引地礼子さん。
お客様との会話も笑顔いっぱいでした。
遠路、ありがとうございます。
 
季節の変わり目、暑い日もあれば肌寒い日も。
そんな時に重宝するのが、木綿のショール。
引地さんも「本当によく使うのよ」と。
シャツにアクセサリーをつけるように、軽く巻いてアクセントに。
秋色のコートの差し色に。
そして秋を先取り。
薄手のウールやシルクも、とても長い期間使える優れもの。

田村さん、引地さんの丁寧な手仕事を見て触れてみてくださいね。
 
9/29まで
あるぴいの銀花ギャラリーにて
 
 
 
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