2年間、たのしみ待っていた仁城義勝さん、仁城逸景さん親子の展示が終了いたしました。
旅立っていった多くの木と漆のうつわ。
椀だけも70個も旅立ち、皆様の暮らしの中で、それぞれの輝きを放ってくれることを願います。
ご来廊いただきました皆様、木にかけてくださいました皆様
こころよりお礼申し上げます。
ありがとうござまいました。
使用後のイメージとして、自宅で愛用している椀も展示させていただきましたが、仁城さん親子が手掛けるのは椀だけではありません。
椀を使って、皆様の手と 仁城さんの仕事が合うと思われた方は、2年後、少し手を伸ばしてみませんか。
自分もいつか、重ね鉢をと願っております。
お使いになって、不明なこと、疑問に思うことがありましたら、いつでもご相談ください。
また、ぶつけたり、落としたりしてしまって、漆が剥げたり、ヒビが入ってしまったり、欠けができてしまった時も 気兼ねなくご相談くださいませ。
少しお時間をいただきますが、きれいに直してくれます。
くれぐれも破片は無くさずに持ってきてくださいね。
昨晩は、鶏鍋。
取り鉢は、木と漆のうつわです。
おまけで、土鍋は伊集院真理子さん。
ビールグラスは、荒川尚也さん。
焼酎は、寺門広気さん。
箸は、髙橋睦さん。
皆様のご家庭でも、少しずつ、お気に入りの食卓になっていくことを願います。
そのお手伝いが少しでもできればうれしいです。
今後共 お付き合いくださいませ。
ギャラリー樟楠
阪健志