北風の強い最終日でしたが、お座敷の縁側は、たっぷりの陽ざしで、お客様の落ち着いていた昼過ぎまでは、木村さんものんびりお茶時間を楽しんでいられました。
今年、70歳を迎える木村さん。
在廊時には、若いファンの方とも交流して、まだまだ作りたいうつわや、試したい釉薬がいろいろあるようで、なんだか会期を追うごとに元気になっていっている気がしました。
寒い日、雨の日、風の日と安定しない会期でしたが、ご来廊くださいました皆様に こころより感謝申し上げます。
ありがとうございました。
遠方の方、ご都合の付かなかった方、オンライン展示もご覧いただいて、感謝致します。
皆様の反応に、木村さんと共に驚いております。
ありがとうございます。
搬入日、包まれていた新聞紙を解くたびに現れる、見たことのない発色をしたうつわ達。
今展は、とても良い展示になりそうだと感じました。
最終日、搬出を終え、コンテナを車に積み込んだ木村さんから「少ないね、嬉しい、ありがとう!」との言葉をいただきました。
ありがとうは、こちらの言葉です。
素晴らしく美しく、しっかり個性のあるうつわを準備してくれた木村さんに感謝です。
また、2年後の展示も約束してくれました。
皆様、楽しみに待っていてください。
その前に、春を迎えた雷神宮窯へも遊びに行きますので、その様子もご報告できればと思います。
DMに撮影した皿鉢の内、1点は最終日まで残ってしました。
縁あって、自分の所に来ることになったので、ガンガン ガシガシ使ってみたいと思います。
まるで天の川を思い浮かべてしまう不思議な発色。
通常は緑に発色する織部釉なんですよ。
使うことで、どんなふうに育っていくのかも楽しみです。
ギャラリー樟楠
阪健志