ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

椀のお直し預かります(仁城家作のみですが)。

2023年11月20日 12時34分04秒 | ギャラリー樟楠
.
良い気候の週末、紅葉も見に行かず、展示に足を運んでくださった皆様、ありがとうございます。
 
造り手の逸景さんも在廊ありがとうございました。
お話も興味深いものが多かったですね。
何度か工房に行ったり、毎日、椀を使わせてもらっていますが、会うたび、話を聞くたびにとても新鮮な気持ちになり、翌朝のお味噌汁を食べたあとには、しげしげと椀を眺めてしまいます。
 
 

 
 
画像は、この2日間でお預かりした修理の椀です(全部で7点のお預かり)。
ぶつけて漆が剥げってしまったり、落としてヒビが入ってしまったり、洗いすぎたり、拭きすぎて漆がかすれてしまったり、症状は様々ですが、お預かりして、きれいに直してくれます。
 
陶器でも何でもそうですが、割れてしまった時、欠けてしまった時のショックは、とても大きいものですよね。
 
でも、怖がって、お正月や誕生日などの特別な時だけというのがよくないんです。
毎日使って使ってあげることが、一番のお手入れです。
お時間はすこし掛かりますが、どこが割れていたのかも分からないくらい、きれいに直してくれますので、毎日、しっかり使ってあげてください。
 
会期中だけでなく、いつでもお預かりはさせていただきますが、普段の時は、お直し代に送料も掛かってしまいます。
会期中にお持ち込みいただければ、お直し代だけで済みます。
直した方が良いか迷っている方は、私でよければ見させていただきますので、ご相談ください。
 
お直し期間に関してですが、基本的に来年の秋となります。
そんなに長く離れたくないという方は、6月頃までにお持ちいただければその年の秋に手元に戻ってきます。
 
「なんで、そんなにかかるの?」という方も多いと思いますが、1年を通しての製作過程の中で、漆を扱う時期が湿度の高い季節になるので、秋頃の完成となります。
 
金額は、お碗なら3300円。
お盆や鉢は、5500円~(状態や直しに掛かる期間で価格が変わります)。
※2023年11月20日時点
 
明日明後日(11/21・22)は、店休日ですが、オンライン展示準備のためにギャラリーにおります。
火曜、水曜しか持っていけないという方がいらっしゃいましたら、是非。
 
念のために記載しておきますが、お直しに預かれるのは
仁城逸景さんと お父様の仁城義勝さんの造られたもののみとなります。
 
.
木を挽き 漆を塗る
仁城逸景
11/18(土)~12/3(日)
11:00 ~18:00(最終日16:00)
火・水 定休
 
オンライン
11/24 (金・20:00)~12/3(日・16:00)
 
 
 
ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町1-147
048-641-9156
 
 
 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 木を挽き 漆を塗る 仁城逸... | トップ | 漆椀の洗い方 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。