台風の影響による雨の予報も外れ、好天の連休なか日。
RIRI TEXTILEの和泉綾子さんが在廊してくれています。
和泉さんは、さいたま市の出身で、現在も市内の風が抜ける地に工房があります。
「シャラン、トン、トトン」
横糸を通す杼(ひ・シャトル)の音に続き、機を織る音。
トン、トトンと3回、体重をかけて織ってゆきます。
布作り、特に機織りは、手元の仕事を思われている方が多いと思いますが
模様を入れたり、普通に織ってゆくのにも足元の踏み木を踏み変えてゆかなければなりません。
織りの音に合わせ、踏み変える軽快なステップ。
気持ちよい時間を過ごしてしまいました。
今回の出品は、リネン素材を中心に出品されています。
織りたての布は、シャンとした張りがありますが、使い込んでゆくと、どんどん柔らかくなってゆきます。
和泉さんの人柄がうつる、心地好い肌触り。
展示には3年ほど使用した布も展示してありますので、使用感も確認してください。
布に流れる音
Honda Silk Works
RIRI TEXTILE
9/14(土)~9/29(日)
11:00-18:00(最終日16時まで)
火・水休み
本多祐二 9/28・29在廊
本多さくら
和泉綾子 9/22・29在廊
ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町 1-147
048-641-9156