里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

外見では・・・?!

2008年07月21日 | 日々のつぶやき
数日前、スーパーのエレベーターで、3人の人が上に行くため2機あるエレベーターの1機に乗られた。

私ともう一人の、服装も顔も品のある綺麗な奥さんが下へ行くために、待ちました。

上に行くのに3人の人が乗られたエレベーターの扉が閉まるとすぐに、品のある綺麗な奥さんが、エレベーターのスイッチを押されました。すると先ほど乗られたエレベーターは、未だ動いておらず、扉が開きました。

その扉が閉まると又すぐ、この奥さんがスイッチを押され、又乗られたままで扉が開きました。3回同じ事を繰り返されましたので、私は「扉が閉まってから、少し待ってから押して下さい」と言いました。

その奥さんは私を振り返って「ええやないの、もう~、こちらにも事情があるんです」と大きな声で、語尾を上げて言われました。

その時の奥さんの顔は、子供たちが未だ小さかった頃に、読み聞かせていた絵本の中に出てくる山姥(やまんば)のような顔に見えました。

とっさの事に私はビックリして、言葉を失い、少し頭を下げて、その場を離れました。その時、又、私の背中に「いちいちうるさいなぁ~」と追加。本当にビックリしました。

この奥さんよりもう少し前の事ですが、別のところのエレベーターで、私が乗った次の階で若いカップルが乗って来られた。

そのカップルの男性は外国の方で、女性は日本人ですが、髪の毛は色リボンと自分の髪を縄のように編みこみ、顔は顔黒化粧で、服は背中や胸がギリギリのところまで空いたタンクトップを着て、その丈は短くて胴切れしていて、おへそも見えている。ズボンはGパンをパンツの長さに切ったようなのをはき、足元はヒールの高いミュールを履いていた。

この彼女を見たとき、私は若さと言う美しさを持っていながら、わざわざこんな格好をしなくてもいいのにと思いました。

エレベーターに乗ってまもなく、このカップルが話し出された。男性は勿論ですが、この彼女が、流暢な英語でペラペラと話しておられる。

私は、何時もピアノが上手に弾ける人と英語がペラペラとしゃべれる人に憧れて、羨ましく思っていましたので、彼女の英語を聞いて、思わず、わぁすごいすごいと顔がほころび、彼女のほうを見ました。

彼女もわたしの視線を感じたのか、私を見て、にっこり微笑みを返してくれました。

今まで私が感じていた彼女に対するイメージが心の底から入れ替わり、何とも爽やかな気持ちにさせられました。