今日の新聞・「ひととき」欄から
間もなく9歳になる孫娘は、担任の先生から「この子は簡単な問題で間違う」と注意されたらしい。
我が家を訪れた息子にそう聞かされた。
その孫娘は「お母さんから『私はそんな間違いはしなかった』ってめっちゃ怒られた」と、まるで人ごとのように笑う。
一方の息子は「慌て者のおっちょこちょいはしゃーない。僕にそっくりやから」とうなだれる。
笑ってしまった。
私は孫娘にこう言った。。
「しっかり者のおじいちゃんでなく、おばあちゃんに似てしまった。あんたは、そのお父さんに似たってわけね。おめでとう」
私は小学生の頃、授業で始まる習字がうれしくて、張り切って習字カバンを持って学校に着いたら、背中にランドセルがなかったということがあった。
ただ、振り返ってみると、このおっちょこちょいは悪いことばかりでもなかった。
周りからは、髪の毛も中身も「テンネン」とあきれられつつも、友達はいっぱいいて楽しい人生だった。
孫娘よ、あなたの笑顔は最高。
だから、おばあちゃんは今のままでいいと思うよ。
間もなく9歳になる孫娘は、担任の先生から「この子は簡単な問題で間違う」と注意されたらしい。
我が家を訪れた息子にそう聞かされた。
その孫娘は「お母さんから『私はそんな間違いはしなかった』ってめっちゃ怒られた」と、まるで人ごとのように笑う。
一方の息子は「慌て者のおっちょこちょいはしゃーない。僕にそっくりやから」とうなだれる。
笑ってしまった。
私は孫娘にこう言った。。
「しっかり者のおじいちゃんでなく、おばあちゃんに似てしまった。あんたは、そのお父さんに似たってわけね。おめでとう」
私は小学生の頃、授業で始まる習字がうれしくて、張り切って習字カバンを持って学校に着いたら、背中にランドセルがなかったということがあった。
ただ、振り返ってみると、このおっちょこちょいは悪いことばかりでもなかった。
周りからは、髪の毛も中身も「テンネン」とあきれられつつも、友達はいっぱいいて楽しい人生だった。
孫娘よ、あなたの笑顔は最高。
だから、おばあちゃんは今のままでいいと思うよ。