城内地区という名前は、かつてここには尼崎城があったという名残りです。
尼崎はかつて尼崎城の城下町だったということは知っていても、お城が跡形もなくなっている今ではあまり意識することはないでしょう。
徳川幕府は譜代大名の戸田氏鉄(うじかね)に1617年(元和3年)戦国期にあった旧尼崎城(藩主建部政長)を新しくするよう命じ5万石の領地を与えました。新しい城は今の城内地区に約4万坪で四重四階の天守閣を備えたものになりました。5万石にふさわしくないほど大きな城を築かせたのはこの地が大坂城の西を固める重要な地だったからです。(図は荻原一青画「尼崎城天守閣」)
戸田氏の尼崎藩は現在の尼崎市だけではなく、伊丹西宮川西の一部から西は神戸の須磨のあたりまでの広大な領地を所有しました。
氏鉄はその後、美濃大垣藩10万石に移封され、現在大垣市には彼の銅像があるそうです。戸田氏の後は青山氏、松平氏(桜井氏)が藩主になりました。
以上のような内容は学校の副読本「尼崎の歴史」からの引用ですが、大人になってから尼崎に移転してきた人たちには知られていないような気がします。
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尼崎でサーカス公演が予定されています。
ハッピードリームサーカスと言って奈良、橿原の公演を終えて11月22日(木)から来年2月12日(火)までJR尼崎南西にある天然温泉「あま湯」の南側に大テントを特設して行われます。
チラシのキャッチによると「サーカスの国"南米コロンビア”より世界が認める空中ブランコチーム「ホワイト珈琲」日本初上陸!!となっています。
演目は空中ブランコの他、シルクファンタジーやジャグリング、バイクスタントなどバラエティにとんでいるようです。
先日COCOEでデモンストレーションがあり、チケット販売も始まったそうですが、これから設営が始まるのでしょうか先日近くを通りましたが現場はまだ空き地でした。
尼崎市内でサーカス公演というのも珍しいことなのでご紹介しました。
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阪神尼崎駅南東の城内地区には尼崎市立城内高等学校があります。
この城内地区は市役所が現在の東七松町に移転する前にあった場所で、近くには警察署などもあり町の中心地だったようです。
今は文化財収蔵庫などもありますが、駅に近いわりには静かな雰囲気な地域です。この城内高校も来年春には新しい高校に再編されます。
新県立病院の建設が始まったことはお伝えしましたが、その地にある尼崎市立工業高校に現在在学中の生徒さんは病院建設のスケジュールを考慮しながら仮設校舎を活用して卒業まで学習します。その生徒さんたちが卒業した後に高校は閉鎖され、城内高校と統合され新しい高校に統合されるのです。
尼崎市の施策で市立定時制高等学校の適正規模の確保や特色づくりを推進するための2校の再編ということです。
新しい高校は名称を一般公募して「琴ノ浦高等学校」と命名され来年4月に開校されます。新高校は生徒のニーズに合ったより魅力のあるものにするということで、工業科や商業科ではなくすべて普通科のクラスで商業科目や工業科目を選択するようになっているようです。
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県立尼崎病院と塚口病院が統合されることが決まり、昨年の3月に説明会に参加したことはこのブログでもご紹介しましたが、ようやく工事が始まったようです。
計画では2012~14年度に第一期建設工事、2014年度竣工、2016年度第2期建設工事、2016年度から全面供用とのことだったのですが、いっこうに工事が始まる様子はありませんでした。
尼崎双星高校に統合された尼崎産業高校は昨年の3月に閉校されたので、すぐにでも工事が始まるのかと思われましたが、まだ尼崎工業高校の生徒さんが夜間学習されています。今年の4月に入学された生徒さんはこの地で卒業まで学習されるということで、川の対岸に施設を建設し、工事が並行して行われるようです。
庄下川の沿道を通ると校舎に足場が組まれ始めていました。それでようやく工事が始まったことを知りました。
10月の20日に起工式が行われたようです。担当者からは、安全・安心の災害に強い病院、機能を十分に発揮できる構造と設備を備えた病院、患者さんやスタッフにとって、分かりやすく、快適な病院を目指し、部屋のつくりも4人部屋であっても、それぞれの目線が合わず、それぞれに窓があり個室にもすぐに替えられる病室にしたなどの説明があったそうです。
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最近人気の街バル。11月10日(土)にはJR尼崎で開かれます。
JR尼崎駅の南北合わせて41店舗が参加します。
尼崎では武庫之荘バルがこの春2回目が開かれ盛況だったと聞いています。
あと近隣では伊丹まちなかバル、甲子園バル、甲東園バルなどなどなどあります。
バルはBarのスペイン語読みでもともとは気楽な立ち飲み店の意味らしいです。それが最近では地域・街の活性化を目指して、街全体を食べ歩きするイベントとなっています。
最近では規模も大きくなり全国各地で開催されるようになってきて、公式サイトもあります。
形式としては前売りの何枚か綴りのチケットを購入して(今回のJR尼崎バルでは5枚つづりで前売り3000円、当日3500円です。当日はチケット1枚で各参加店のバルメニュー(ドリンク+一品が多い)をいただきます。お店によっては通常の営業時間と違う時間帯を設定したり、普段ならちょっと敷居の高そうなお店でも気楽に利用できるというメリットがあります。また当日隠された謎を探すという参加型のオリエンテーリングもあり楽しめそうです。
ただ個人的には、チケットが5枚つづりというのは不親切な感じもします。(実際一人で5軒回るのはたいへんかも。6枚なら2人でも3人でも分けられるのに・・・・)
まあCOCOE(ココエ)だけではないJR尼崎近辺のお店を巡ってみるいい機会かもしれませんね。